「“冥王星O”。“吸血鬼”の一人娘を保護してもらいたい」魔界探偵の俺に下される指令は、いつも無茶なもんばかりだが、その中でもこいつは格別だ。なるほど、俺に死ねってことかよ。だが…“彼ら”の館で待ち受けていたのは、不死者の首無し死体。死ねないヤツが死んで、生きたい探偵は化け物に命を狙われる。生き残りたければ、躊躇な!語れ!騙れ!すべてを誤魔化せ!“冥王星O”、最悪のfrom dusk to dawn。

「冥王星Oはどっから読んでも大丈夫だよ!」っていうから舞城著のコレを最初に選んだら「※ただしダブルDは第1部完結編だから最後に読もうネ!」っておいいぃぃぃ!!

そのせいかどうか知らんけど、キャラとか世界観情報の洪水がドッカンドッカンで展開も急だし指針もコロコロ変わるしで、めまぐるしいけど飽きさせない。

ただやっぱり何がどうなってるのかわかりずらい点も多々あるんで、他の冥王星Oも読まなくっちゃだなぁ。
ローマ正教の暗部『神の右席』最後の一人、右方のフィアンマ。彼の企てる『計画』 が、ついに発動する。第三次世界大戦下のロシア上空に浮遊した巨大要塞『ベツレヘムの星』。十字教信者だけでなく、全世界の人間を「救う」と言われるそれは、しかし人類史上でも未曾有の大災害が発生することを意味していた。フィアンマが『浄化』と呼ぶその謀略が蠢く中、三人の少年は自らの想いを胸に戦い続ける。浜面仕上は、滝壷理后の治療を終え、クレムリン・レポートを未然に防ごうと動いた直後、宿敵・麦野沈利と相まみえた。一方通行(アクセラレータ)は、大天使ミーシャをかろうじて退け、ついに打ち止め(ラストオーダー)を救う『とある解法』に行き当たる。しかしそれはまさに禁断の一手だった。そして上条当麻は、『ベツレヘムの星』計画を食い止めるため、インデックスを解き放つため、単身フィアンマに挑む…。

・やっとSS2の伏線が消化され始めた
・フィアンマさんやっぱり小物化
・教皇マジ天使
・一方さんは魔術使っちゃったけど、土御門みたいに超能力を失ったりしないのだろうか?(土御門は魔術→超能力で逆順だけど)
・むぎのんついにデレる、か...でも浜面は正直おなかいっぱい
http://usodakedo.net/
みーまーの映画公式ができてた。

...あれ?みーくんって確か「肩まで伸びた髪」の「中性的な美形」じゃなかったっけ(挿絵は後姿が1回あるのみ)
なぜにこんなボーズ頭のブ(ry

まーちゃんは...まぁどーでもいーやw

とりあえず予想通りの展開過ぎて困る。
『ブギーポップ』の著者が描く好評シリーズ!

カリスマ映画監督の遺作の秘密とは!?

天才女優の少女、スクープ屋、老俳優率いる闇の組織三つ巴の追跡行に奇妙な予告状を残す怪盗の影が――。



〈ペイパーカットの正体を知っている〉。財界の首領(ドン)・東澱久既雄(ひがしおりくきお)に沙遊里(さゆり)は言い放った。強大な東澱でも捕らえられない存在――生命(いのち)と同等の価値のあるものを盗む怪人を俳優の少女がなぜ!? 情報提供の見返りは、カリスマ映画監督だった父の遺作の解明。撮影前に不審死を遂げ、ストーリーが謎のままなのだ。私立探偵の早見と保険会社の伊佐は調査に乗り出す。だが、スクープ屋、ヤクザを従える老俳優も行動を開始、そこに飴屋(あめや)という不思議な男も加わって…。未完映画の秘密は解けるのか? 怪盗(ペイパーカット)の標的は誰か?


久しぶりのシリーズなんだけど、わりとキャラとかすんなり思い出せて読めた。
やっぱりこの作品はキャラ立ってるほうだなー、と。

お話はわりとスッキリと、落としどころもキッチリ決まっていたように思う(珍しく)
でも一番肝心な謎は明かされてないような...

獣の樹

2010年10月11日 読書
ある日ある朝、西暁町で、十四歳くらいの僕が馬から生まれる。記憶も名前もない。でも名前なんかいらない、と僕は思う。自分が誰だってどうでもいい…のに、正彦が僕を弟にする。それからヒトとしての生活にようやく馴れてきたところに蛇に乗る少女楡が現れ、僕を殺人現場に誘う。冒険が始まる。失踪した父親。地下密室。獣の大革命。そして恋。混乱と騒動の中、僕は暗い森を駆ける駆ける駆け抜けていく。舞城王太郎が講談社ノベルスに舞い戻り投下する、新しい小説。


ディスコ探偵は挫折した俺だが、こっちは普通にスラスラ読めた。

相変わらず「読ませる」パワーは凄まじい。1日2章ぐらいのペース配分で読んでいたのに後半は一気読みしてしまうくらいに。
しかし後半の展開は凄いなー。俗に言う「超展開」なんだけどパワーと謎解きで押し切ってしまった。そしてラストのモヤモヤったら。



*本屋で見かけた「越前魔太郎」って舞城の覆面PNっぽいなーと思ってたら本書のラストページにデカデカと載っててどーゆこっちゃ?と調べたらホントに覆面PNなのなw しかも他に7人ぐらいの作家の共同PNとか。

興味を大いにそそられたが、中の人ラインナップが舞城と入間・乙一あたりはいいとして新城カズマがなぁ...15×24で期待裏切られたし...もっとも既に誰がどの作品を書いたか?は文体その他によってだいたい解析されてるみたいだから避ければいいのかw
これは、僕とまーちゃんの平穏無事で素敵なバカンスだ。嘘じゃない…よな?

まずその分厚さに軽く引く。

そして序盤のうちに主人公(みーまー)のお話は終わり、彼らがのほほんと休暇を過ごしてる間にまわりでは...な展開。

群像劇ということでキャラがやたら立ってる。これ使い捨てには惜しいんじゃね?と思っていたら探偵コンビは別作品の主役キャラだし、レストランのモブキャラ母娘は別シリーズのヒロインだし、他にも別作品に登場するキャラだらけだということが他の感想読んでわかった。すごいクロスオーバーだなw

ただ群像劇の多重視点とはいっても同じシーンを複数の視点で繰り返しリプレイするので、本の厚さのわりにメインのストーリーは薄め。「かまいたち2」のダメさによく似ている。
もうひとつの”文学少女”の物語の、終わりとはじまり。
「わかったでしょう? 邪魔よ」 親友の瞳から、そう告げられた菜乃。しかも心葉は、そんな瞳とつきあうという! 仰天する菜乃の前に、さらに、瞳の過去――人を死なせたと噂された三年前、彼女の側にいた人物が姿を現す。瞳に何か起こっているなら、引くわけにはいかない! 心を決め、動きはじめた菜乃に、心葉は一冊の本を差し出し……。瞳が抱く秘密とは? そして、迫る心葉との別れと、菜乃の初恋の行方は――。もうひとつの”文学少女”の物語、堂々完結!


「いつまで続けんだよ...」と思いつつも気になって読んでしまう”文学少女”シリーズの外伝も3巻目にて完結。
本編エピローグから「こうなる」ことは確定事項だとわかっていつつも、菜乃の失恋は心が痛むわー。本人も「最初からわかっていた」と悟ってるしなー。

「寂寞」のほうは、いつものよーにメンヘラーな変態さんたちがウジウジやってたら空気読めない菜乃が全部ふっ飛ばしちゃいましたーなお話...と書くと見もフタもない。しかし今回の先生はロリコンでショタコンでシスコンでストーカーのメンヘラ、とどうしようもない人だな。

それにつけても2巻ラスト、キスで引っ張ったのはなんだったんだろう?っていうくらい理由が薄かったな...
「零崎一賊」――それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一賊。
汀目俊希として中学校に通う零崎人識の下に、彼の友人を名乗る人物が現れた。“殺し名”序列一位、匂宮雑伎団の次期エース、匂宮出夢である。その口から発せられた『お願い』とは……!?


本筋は置いといて、ラストの出夢が人識に対して行った事が衝撃的で悲しい。
その引鉄になったのが狐さんっていうのがもう、ね。
半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤洋は、新たに開拓したスーパーで、存在感溢れる半額神・ビッグ・マムと、そこを主戦場とする厄介な「狼」山木柚子と出逢う。ある目的のために佐藤の苦難の食生活が始まる一方、槍水は彼女が溺愛する妹・茉莉花が文化祭に見学に来るため、心配で落ち着かない日々。そしていよいよ文化祭当日、友人のイベントに駆り出された槍水の代わりに佐藤が茉莉花の面倒をみることになるのだが─。甘美な罠を退け、誇り高く戦い、喰え!「狼」としての底力がいま試される!庶民派シリアスギャグアクション、禁断の第7弾。

最近見せ場の少なかった仙先輩が久しぶりに大活躍で嬉しい。文字通りに美味しいところを掻っ攫ってくれた。そのワリを喰ってあやめがテキトーな理由で弁当争奪戦に不参加だったけれども作劇のバランス上しょーがねーか。

白粉の変態さ加減もパワーアップしてて、劇の内容とかえれーことになってたし。
愛、暴力、そしてミステリ。舞城史上、最大のスケールで描く最高傑作。
迷子捜し専門の米国人探偵・ディスコ・ウェンズデイ。あなたが日本を訪れたとき、〈神々の黄昏〉を告げる交響楽が鳴り響いた――。魂を奪われてしまった娘たち。この世を地獄につくりかえる漆黒の男。時間を彷徨う人びと。無限の謎を孕む館・パインハウス。名探偵たちの終わり無き饗宴。「新潮」掲載+書下ろし 1000枚。二十一世紀の黙示録、ここに完成。


こないだ友人と本屋巡りしてたら偶然目に留まって「純文学に行っちゃったと思ったらいつの間にかコッチに戻ってきてくれてたのか!」と大喜び。そうかーもう2年も前の本なのかー俺情弱。

しかし上巻だけで600ページ以上。例によって例の文体なうえ今回は更にエログロで難解となっており、100ページも読まないうちに寝落ちしてギブアップ。とても居たたまれない気分になった。

書評とか読むとかなりの傑作らしいんだけど、上下巻で1000ページとかあるしなんだかもう読む気力が...



*それはともかく表紙がKEI氏なんですよ。舞城王太郎にKEIてどんな判断だ。
KEIと言えば今日発注届いたWSのMB参加イラストレータにも名前挙がっててびっくり。サインカード来ねぇかなー。あーでも発注書にSPについての記述が全く無いのがスゲェ気になる。
止まらない暴走特急の上で、超高速リベンジバトル!! 東京武偵高校、そこは武力を行使する探偵――通称『武偵』を育成する特殊な学校。 強襲科の超エリートでSランクの最強武偵・アリアのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジは、戦闘不能におちいったレキを京都に残し、東京への帰路についていた。アリアとの仲も修復できていない……そんな状態の中、再び『万武』の魔の手が迫り――。理子の座席に仕掛けられた『加速爆弾』によって暴走特急と化した列車を舞台に、アリアとキンジの超高速リベンジバトルが始まる! そして舞い降りる、一陣の風――。大スケールアクション&ラブコメディー第7弾!!

あれ...?なんか一周して面白く感じちゃってる自分がいる?
ということでありえなさとバカバカしさが振り切れてて5巻や6巻あたりよりはスンナリ読めた。敵のほうが技量上の描写多かったのに正体がアレだとわかるや雑魚化したり、あと「#」のくだりや指輪のとことかなっ!

ラストは奇人変人大集合で、絶望を感じるべきなのか大爆笑するべきなのか本気で迷った。でもちょっと期待。



*それはともかく
http://nov.2chan.net/y/res/2036072.htm
雑誌付録フィギュアの話がいつのまにかTCGの流れになっていたでござる
「零崎一賊」―それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一賊。死んだ人間みたいな目をした少年と、顔面刺青の殺人鬼。二人の出会いが、そして語られることのなかった京都連続通り魔事件の真相がついに明かされる!零崎人識の動機と、その無惨なる結末は…!?新青春エンタの最前線がここにある。

俊樹といーちゃんのカラミwを期待してたら脇キャラが探偵談義?をする話だったでござる。
いやまぁ後期クイーン問題とかそこまで踏み込んではいないけれども。これはこれで西尾氏のミステリへの考え方が窺い知れて興味深い。

しかしそうなってくると俺にとっての「本編」は各章トビラの会話文(他のミステリだと引用文とかが載るアレ)であり本編はその繋ぎという趣に。

ラブモードで平穏な生活から一転、才人に試煉の時が!? ド・オルニエールの屋敷では、ルイズとシエスタとタバサが才人をめぐって微妙な攻防を繰り広げる日常が続いていた。国はハルケギニアを滅亡から救うため、聖戦の準備を着々と進めていたが、才人は自分たちにエルフを倒す力があるのだろうかと疑問に思う。「ルイズは、そんな強力な魔法に耐えられるんだろうか……」しかし才人の懸念をよそに、ティファニアも虚無の担い手として使い魔召喚することになり、才人たちの屋敷へとやってくるが、ちょうどそのとき、襲ってきたエルフによって才人もろとも誘拐されてしまう。無敵のドラマティックラブコメ、砂漠編へ突入!!

ティファニアのおっぱいで左手が光って唸る!だけで全て許せてしまう内容だった。あのシーンは神。

その後の奴の復活と、奴が語る6000年前の真実とやらのおかげでお話も大分進んで何度目かの佳境に入りそう。

ふぁみまっ!2

2010年8月26日 読書
「いいか?“下着コンテスト”だ」
マフィアに破壊された学校再建のため、和己の通う中学校ではチャリティ祭が開かれることになった。
目玉となるイベントは――なんと下着コンテスト。誰も出るわけないと思う和己だったが、コンテストの副賞が豪華イタリアペア旅行だったことから、なんだか思わぬ展開に!?
「お兄ちゃんが私とペアで行きたいのであれば、必ず優勝してみせます」
「ここに名前を書けばいいのかな?」
「リチェがこれに優勝して和己さんをイタリアに案内するです!」
サブリナに沙希はもちろん、刺客の疑いがある転入生・クラリーチェまで参戦して、今回も大・混・乱!!
第2回GA文庫大賞奨励賞受賞作。


なんつーかもー、萌えに特化しすぎてて文章がシマンネーにも程がある。

あ、お色気シスター(実は実母)に迫られドキバグだけは例外的にアリw
“SAO”事件から一年が経った。ある日。キリトは、総務省“仮想課”の菊岡誠二郎から奇妙な依頼を受ける。銃と鋼鉄のVRMMO“ガンゲイル・オンライン”で突如発生した“死銃”事件。漆黒の銃を持つ謎のアバターに撃たれたプレイヤーは、実際に現実でも“死”に至る…。その不気味な事件の捜査を断り切れなかったキリトは、“仮想世界”が“現実世界”へ物理的に影響を及ぼすことに疑いを抱きつつも、“GGO”へとログインする。“死銃”の手懸かりを掴むべく、不慣れなゲーム内を彷徨うキリト。そんな彼に救いの手をさしのべたのは、長大なライフル“ヘカート2”を愛用するスナイパーの少女・シノンだった。新エピソード突入。

今回も天然ジゴロのキリトさんパねぇを思う存分堪能できるお話でした まる

おまけに男の娘属性まで付けられて、いったいどこに向かってるんだコイツは...



*お話の方は「剣と魔法の世界」から「血と硝煙にむせる世界」にシフト。
「ゲーム内でコロコロされたら実際に死ぬ」設定も一部復活して緊迫感も...今のところはそんな無いか。

作者は銃の知識ゼロとかあとがきにあったけど、シノンと銃の描写はガンヲタでない自分には充分それっぽく感じた。
で、キリトさんはどんな銃使うんだろう?やっぱガンブレードかなwとか期待してたらさらに斜め上を突いてライトセイバー。おまけにフルオートで連射される弾丸を全て叩っ斬るとかどこの五右衛門だよー。面白いからいいんだけど。



*<死銃>の正体はいかにもあのタレ目っぽいけど、本格ミステリのコードに照らすとなんだかあからさますぎて逆にミスリードな気がする。既に登場してる人物にいるとすれば、あの総務省役人か看護師の二択かなぁ。PKギルドの生き残り云々はフェイクな気がする。
デビュー前に書いた、作家の原点とも言える三つの物語を今の西澤保彦が20年の時を経て、一つに結びつける!SFとミステリの融合にこだわり新境地を拓いてきた著者の最終到達点にして最高峰、ここに誕生。

なんていうか20年も寝かせていたならそのままお蔵入りにしとけばよかったのに的な。
これまでの氏のSF的作品と比べても、ミステリとSF要素がさっぱり融合してないしレズ要素はキモいし。全然ダメだった。
大きな犠牲を出しながら、ついに飛び立ったフル装備の“レーバテイン”と相良宗介。強力な敵の迎撃部隊を突破し、かなめが待つメリダ島最深部へ着実に近づいていた。だが、新兵器を装備したレナードが駈る“ベリアル”が出現。切り札の“妖精の羽”も破壊されピンチに陥る。一方、核ミサイルの発射を防ぐため、宗介たちとは別行動をとるマオとクルーゾーも、絶望的な状況に陥っていた。全面核戦争による世界滅亡のカウントダウンが始まる中、彼らに起死回生の秘策はあるのか!?そして宗介とかなめが交わした、あの日の約束は永遠に成就しないのか!?SFミリタリーアクションの金字塔ついに完結。

ありがとうありがとう。

なんかまぁ核ミサイルの仕様とかロックオンさんとか色々御都合展開はあるけど大団円で本当によかった。
「ラーゼフォン」とか「オルタ」とか世界改変系ヲチのお話もそれはそれでアリなんだけど、やっぱり頬に傷の無いソースケは”違う”よなー。

アルもほんと生きてて良かった。8割方ターミネーター2みたいなオチになるかと思ってたし。ホラ、オーバーテクノロジーの塊だから奴。
最後のセリフはクルーゾーあたりに懐かし洋特撮ビデオでも見せられたのかw

猫物語 (黒)

2010年8月19日 読書
完全無欠の委員長、羽川翼。阿良々木暦の命の恩人である彼女はゴールデンウィーク初日、一匹の猫に、魅せられた―。それは、誰かに禁じられた遊び…人が獣に至る物語。封印された“悪夢の九日間”は、今その姿をあらわにする!これぞ現代の怪異!怪異!怪異!知らぬまに、落ちているのが初恋だ。

てっきり(白)と前後編になってるのかと思ったら(黒)だけでゴールデンウィークの話が終わってた。(白)はいつの話になるんだろう?

序盤の1/4は妹たちとの下着談義になってて、ああ西尾先生ノリノリだな~と思うことうけあいのかけあいが。てゆーかあららぎさんは妹たちとは(偽以前は)そんな仲がいいわけじゃなかったのかよーかよー。

そして羽川こわい。マジコワイ。
そりゃあららぎさんもガハラさんのほう選ぶし忍野も「僕でも殴る」言うわ。
一〇月三〇日。第三次世界大戦が開戦して、一一日が経った。三人の少年たちは、それぞれの想いを秘め、炎上するロシアを駆けていた。元『アイテム』小間使い・浜面仕上は、滝壷理后の治療に奔走するも、糸口は見つからない。キーとなるのは、元『神の右席』の聖人アックアとの出会い。最強の超能力者(レベル5)・一方通行(アクセラレータ)は、最弱の好敵手との交戦を経て、エリザリーナ独立国同盟に移送された。未だ打ち止め(ラストオーダー)を救う手だては見えない。キーとなるのは、魔術が記述された謎の羊皮紙。そして上条当麻は、ついにフィアンマと邂逅するも、手加減された上に逃亡を許してしまう。インデックスを元に戻すことは、未だ叶わない。キーとなるのは、“天使”と呼ばれる別次元の住人。三者三様の想いを秘め、科学と魔術が交差するとき、物語は始まる―。

状況があんまり進展しない巻なのでイマイチ読んだ気がしないというか。
キャラがどうにも増えすぎでそれら全部拾ってったせいだろうけど。ワーストはあのまま死なせといてやれよ...

あと上条さん以外の科学側が魔術側とよーやく交錯。でも自分らだって十分不思議なことできんのに魔術不思議がりすぎな気も。
「零崎一賊」――それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一賊。
兄弟になったばかりの零崎人識と無桐伊織は人類最強の請負人・哀川潤を勝算を持って襲撃する。しかしその結果二人は彼女の『仕事』に巻き込まれる羽目に! 向かう場所は“殺し名”序列二位、闇口衆の拠点・大厄島、向かう敵は生涯無敗の結晶皇帝、六何我樹丸!


4作同時発売なのに、最初に読んだ双識から4ヶ月以上も経っちゃってるよ...続きモノじゃないんでいいんだけど。

「ネコソギ」以降の話なので、本編のキャラが多数出演するのは素直に楽しい。掛け合いの妙や言葉遊びは相変わらずだし。崩子ちゃんはかわいいし。

ただラスボスがなー。なんで生涯無敗なのか結局ヨクワカランし、あっさり和解しすぎたようにも思えるし。

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