よめせんっ!

2011年9月11日 読書
展開のあまりのテンプレさはともかく、ヒロインの登場シーンのあまりのおざなりやっつけ加減に呆れてしまって途中リタイア。テキトーに2~3匹いっぺんに出現するわ、そのすぐ後でまた1匹節操もなく増えるわ、もっとどーにかしろと。そして一匹残らずウザい系。アカン、久しぶりに脳が拒絶反応を示したわ。
死と生の境界を越えて出逢った少年と少女のダーク・ミステリ開幕!
彼此見市に住む高校生、陣内冬哉は、とある海辺の塔から転落死した。死後の世界で彼は「鏡」を拾う。だがその瞬間、道士服の少女に追われて大きな鎌で斬られ、気づくと現実世界で蘇生していた……。日常に戻った冬哉。だが、心音がなく、鏡に映らず、街角に佇む霊が見える。そしてなぜか自分の死因を思い出すことができなかった。そんなとき冬哉のクラスにあの鎌の少女が制服姿で現れる、「鏡を返せ」と――。彼女、那由子は彼岸の門番で、彼のような迷える霊を彼岸へ「渡す」のが役割だという。それが『死神少女』那由子と、『半死人【1/2アンデッド】』冬哉の奇妙な関係の始まりだった。


相変わらずウチのP君は死神好きで、まーたこんな死神少女モノのラノベを開拓してきやがりました。つーかラノベ界もよくまぁ飽きずに死神少女モノを出すモンだなぁ、と。もはや定番のテーマなのか?w



*今作で最初に目を引いたのは挿絵。イマドキ絵とはちょっと一線を画した感じで、ダークな本編にはほどよくマッチしてた。
主人公のチャラメガネは「一見主人公だけど実は第1章のみの登場であっさりヒロインの死神に殺される」系だと思ったんだけど(西尾とか上遠野とかなら100%そう)普通に主人公だった。
ヒロインは食いしん坊属性を何故つけた...

多少のギャグはあれどオタ系のネタも無いので、普通のダークホラー伝奇として楽しめた。でもエピローグはなんだかなぁ、ああいう続編前提のは逆に萎える。新規タイトルの1巻は、その1巻だけで綺麗に終わって欲しい(1巻打ち切りでも全然話が纏まる的な)ってタイプなもので。
高校教諭の水上悟は帰り道、道端に捨てられていた3匹の猫と15歳前後の少女、澪を拾い
共同生活を始めた。自分のことなどはほとんど覚えていない澪だが、猫たちと会話が出来ている節はあるし、
あまつさえオタク知識の豊富さは驚異的と、不思議なことがいっぱい。
それもそのはず、これは天界の天使たちの悪だくみ。澪と悟と猫たちの運命は!?


オタネタ多目(滑り気味)ではあるが、全体的には好評価。
ちゅーてもポイントは「ヒロイン一人だけで、ハーレム展開じゃない」ってだけなんだけどもなw あ、猫はヒロインにカウントしない(キリッ

ラストのハイパー御都合主義が賛否分かれそうだけど、せっかくの天使設定がこれで死んじゃわないかなーとは思った(続編前提)

少女不十分

2011年9月7日 読書
西尾維新、原点回帰にして新境地の最新作。Illustration 碧 風羽(みどり・ふう)

正直、第1章の前置き部分が一番面白いかなーなんて。回りくどい言い回しのどこまでが本音でどこまでが創作かなーとか推測し出すと更に。思わず年表とかも引っ張り出してきたりして。

前半部分は話も動かずやや冗長だけれども、後半は一気。最後の「おとぎばなし」は西尾作品をたくさん読んでる人はニヤリ、というか読んでない人は何がなんだかサッパリなんだろう。その点で人を選ぶ。
高校生活3日目にして、僕、国分隼人は早くも失望していた。心から楽しめない毎日に、心から笑えない毎日に。しかし、天使は現れた!霧島萌先輩。綿菓子のようなフワフワの髪、マシュマロを思わせる白い肌、サクランボみたいな唇…ああ、完璧だ。彼女に出会った瞬間、自分がこの世界に生まれてきた意味を知った。そう、彼女は、彼女こそは…前世での僕の「娘」じゃないかっ―!?ちょっと変わった少年少女たちを描いたハートウォーミング・コメディ登場。

やべぇ主人公がキモすぎる。でも※
生徒会長もありえん。ありえなさを笑わせようとして滑ってる感が。
どうなのかなー、妹萌えブームの先を行こうとして「娘」萌えにしてみたんだろうけど、主人公とヒロインを無理矢理同年代の学生にするために色々設定無茶したな、と。
突然現れた自称アッシュの『婚約者』リュカ・ケイニス。病的なまでにアッシュを愛するリュカに巻き込まれて、アッシュは精霊獣エリスロスを狩る仕事に付き合わされることになってしまう!なぜか王女イリステラとメイドのティリエルも同行することになるが、エリスロスの住処は男子禁制。ほっと胸を撫で下ろすアッシュに、イリステラの無情な言葉が突き刺さる。「前から思ってましたけど…アッシュって、女の子みたいな顔してますよね?」姫さまのイケナイ秘密を巡るファンタジー&ラブコメ第3弾登場。

あー、SMだけには飽き足らず女装ネタまで踏み出すかぁー、とさらにがっかりな3巻。正直女装ネタは食傷気味なんだよなぁ(そうゆぅのばっか選んで読んでるわけでは断じてナイ)

新キャラのリュカも残念な性格のキャラで、彼女にもアッシュにも感情移入がしづらかったのでストーリー的には前巻よりイマイチ。
ただしバトルは思ったよりも面白かった。リュカががっかりだった半面エリスロスはいいキャラだったし、ついにドル・ドーザもその実力を発揮させて大活躍だったしで、展開的にこの先バトルが多くなるようだったらアリかも。

ああでもラストウイング体内があんまりにも御都合空間だったのと、オチで「嫁問題をどう解決するんだろう?」と期待させといてのヒネリのなさはダメかも。
『聖夏祭』の準備に追われているアッシュたちの前に、ひとりの少女が馬車に“引きずられて”くる。キキモラという名のその少女を介抱し城に連れ帰るアッシュだったが、彼女の正体は王国を破滅させようともくろむ『魔族』だった!しかしキキモラは『魔族』のくせに一生懸命で純情で、やることなすこと空回りばかり。敵であるアッシュにほのかな恋心を抱きつつも、王国を滅ぼすために策謀する彼女が、イリステラ姫の『性癖』を知ったときに取った行動。それは―姫に『欲望』が増大する呪いをかけることで!?姫さまの大暴走にますます拍車がかかるファンタジーラブコメ、シリーズ第2弾。

キキモラというとメガテンシリーズの赤頭巾のアレしか思い浮かばないっすよ...どーしてくれんすか。



*内容的には1巻よりもだいぶ良くなった...と思う。
これはキキモラのキャラがいいせいだな。よく考えたら他にマトモなキャラがいないから、マトモな彼女がオアシスのようだ。

あと巻頭の挿絵で1巻未映像化の方々の絵が起こされていたがトレインのデザインは無い。ムサい老け顔キャラで想像してたのになんだよあの優男は。腐需要なのか...
 女神のような美貌と優しさで万民に愛される王女・イリステラ。しかし騎士見習いのアッシュはある夜、彼女と宮廷メイドのティリエルが人には言えない『趣味』に勤しんでいるところを目撃してしまう!
「これは合意の上なんです!」
 力説するイリステラに、アッシュは「ダメだこの人」と絶望し、彼女の矯正を決意。しかし、そんな彼に次々と困難が降りかかり……。
 姫とメイドと騎士見習いが繰り広げるファンタジー&コメディ!


絵に見覚えがあると思ったらVividの人じゃんっ!
ということで挿絵は一級...なのか...?

お話はヒロインの「残念な趣味」に焦点を当てた内容。さすがにラノベなのであんまりエログロな方向へは持っていかないのでソノ道のエキスパートさんたちには物足りないかも。てゆーか後半で肝心のソノシーンを飛ばすとか!ねーよ!



*てっきり「その趣味」は王家の力の根源とかにでもなってるのかと思ったら、半分ぐらいしか当たってなかった。魔王みたいなのと戦う伏線が引かれてたけど、そいつを倒せるのは「その趣味」を持った主従だけ!なオチが今から見えるぜ...
どんどんシュタゲのような展開になっていって「なんだかなー」となってしまうこのお話ですが、今回もなんか問題が起こっては未知の力を使った解決法でなんとかしちゃって、んで新たに発生したトラブルも主人公が思いつきでなんとかしてしまうという。ご都合主義極まれりであーもー。

1巻は面白かったのになー...
50年前―、所有者の願いを思わぬ形で叶えてしまう魔法の石が砕け散って以来、超常現象と不思議な事件が頻発するようになってしまった町「神座」。現代に生きる美少女魔術師「秋津楓」は平凡な高校生活を送りながら、町で起きた魔法石絡みの事件を解決し、砕けた石の欠片を回収するため、相棒のオカルトマニア「縞井芳助」と日々暗躍する。今日の事件は心霊現象?殺人ウサギ?はたまたUFO?オカルト、SF、UMA、なんでもござれ。学園魔法ラブコメディ。

ミステリとファンタジーと学園ラブコメをブッコんだごった煮で、ちょっと雑多な感じ。ミステリ的な要素は正直浅いんでストライクゾーンには遠いんだけど、芳助の設定なんかにちょっと魅力を感じた。

ただ、この1巻にて「犯人(?)は主要人物」ネタをほぼやってしまったんで、もし続くようならお話の意外性出すのに苦労するかなー、といらん心配を。
「どうにかして、周りに知られないように小学部に入れないかな?」「敦志はん…もうその発言だけで捕まりますえ?」京都で知り合った小学生退魔師の刹が、なんと敦志の部屋に住みこむことに!?時を同じくして、依を狙う刺客の魔手が小学部に忍び寄る。「…鞍馬依…貴女はなぜ生きているの?」子供たちが次々と霊力を奪われて倒れていく怪現象が!?―これは着替えの覗きじゃなく、霊障を見つけるための監視なんだ!純白ぱんつなおしりもかわいい“ランドセル少女”退魔物語。

前に読んだ内容があやふやなのを差し置いても、なんだか話が飛んでるし見知らぬキャラもいるなぁ...と自らの過去ログを漁ったら、3巻どころか2巻も読んでねぇ。P君ェ...

ふぁみまっ!4

2011年7月11日 読書
祭りの夜は2人きりになるチャンス!?
「た、大変です。『ふぁみまっ!』に短編集が出るのです。これは一大事なのですよっ!!」
メイド姿のクラリーチェは、部屋からころりと飛び出すと、はわはわ慌ててテーブルの下へ滑り込んだ。
「あなたそれで隠れたつもりなの?お尻が隠しきれてないわよ。スカートがめくれて下着も見えてるし」
「で、でも、ソフィアさん、今回は下着どころじゃないのです。
浴衣にコスプレに裸エプロン、巫女服に、透け透けまで登場なのですよ!」
「まさかサブリナがそんな目に!?
……ぶふぅ、想像したら興奮したわ」
「マフィアなわたしたちも久しぶりに登場する短編集、どうぞお楽しみください! なのですよ!!」


どーも見知らぬキャラがいつの間にか訳知り顔で溶け込んでると思ったら3巻すっ飛ばしてるよ!でもどーでもいーや!

そんなわけでいつものようにキャッキャウフフしてるお話。
野村美月のミステリアス現代学園ロマンス、堂々開幕!!
「心残りがあるんだ」恋多き学園の"皇子"ヒカル――その幽霊が、是光の前に現れそう告げた。
このまま幽霊につきまとわれ続けるなんて冗談じゃない! と、渋々"心残り"を晴らす協力をすることにした是光だが、対象の左乙女葵――"葵の上"と呼ばれる少女は、頑なに話も聞こうとせず、生徒会長の斎賀朝衣にも不審がられ、敵視されるハメに。
そんな時、ヒカルの死にまつわる、ある噂が聞こえてきて――!?


主人公の前に幽霊が現れて、願いを叶えて欲しいと頼む-というわりと昔からよくあるお話、ていうかつい最近「あの花」ちう覇権作品が出たばっかのジャンルで、正直タイミング悪ぃなーと思いました、最初は。

途中の意味ありげな描写から「どーせ『願い』ってヒカルを泣かせて欲しい、もしくは是光を笑わせたいのどっちかだろw」とか邪推しちまいました、ラスト読むまでは。

お風呂シーンとか女作者ならではのシチュに軽くヒきつつも、後半展開はさすがの文学少女テイスト。ヒキも強烈だったし。是光が陽性なおかげか、文学少女ほどメンヘラー大集合にならなさそうなのも善し。

イラストの竹岡さんは相変わらずいい女の子絵は仕事するけど、是光がどーにも外見の怖さレベルが低い。同系統のエンジェル伝説・北野君まではいかなくとも、高須竜児(アニメ版)ぐらいには人相悪い方が説得力が...
”文学少女”シリーズ、最後の物語。
新しい担当編集の天野遠子嬢は、清楚な美人だった。――が、いきなり本棚の前でグルメ批評を始めるわ、ほんわかにこにこと容赦なく原稿を修正してくるわ、売れっ子高校生作家たるオレが、どうしてこうも振り回される!? そんな時届いた脅迫状じみたファンレター。そこにはまだ刊行される前の小説の内容が書かれて……って差出人は、まさか!? 高校生作家雀宮快斗とその担当編集者遠子が織りなす、物語や文学を食べちゃうくらい愛する”文学少女”の、最後の物語。


文学少女シリーズもとうとう最終巻。

高校生作家クンの性格が良くも悪くも事前の予想を裏切ってくれて陽性で良かった。前巻予告では絶対またメンヘラ寸前のウジウジ野郎だと思ってたんで。
他のキャラもなかなかににぎやかなのが揃ってて、なんだかこれで文学少女ラストなのかと本当に思ってしまう。



いやーしかし本編終わってから長かった~
フィアナを仲間に加えたクレアたちは、間近に迫ったヴァレンティア聖祭の準備(媚薬とか裸チョコとか)に追われつつも、精霊剣舞祭への参加条件である学内ランキング上位三枠に着々と近づいていた。だがその前に、エリスの義姉にし、ランク一位の学園最強の存在―ヴェルサリア・イーヴァが立ちはだかる。さらに、カミトはエリスに乞われて風王騎士団を手伝うことになるが、クレアはそれをこころよく思わないようで…!?「エ、エリスの胸なんかにまんまと誘惑されて、騎士団の犬に成り下がったのね」「いや、そういうわけじゃ…」越えられぬ理想。かつて見た憧れ。そして、力への渇望の果てに待つものは―。エレメンタル・ファンタジー第3弾。

やっとベタな方向に行ったのはいいけど、「あのキャラどうやって仲間に引き入れるのかな?」な部分がわりとおざなりというかなし崩し的なのがちょいと。

ともあれ次からはやっとメインの大会編になりそうで多少期待。
難易度Sの選択肢――クリアの鍵は舞い降りる!?
「なんじゃ、こりゃ――っ!」
雄叫びとともに来襲した従妹の麻衣。中学までの武紀と、主人公道を極めんとする今の彼とのギャップに驚きつつ、その変化を受け入れる彼女だったが……「二度とタケにいに近づかないで!」武紀を想うあまりヒロイン達に残酷な言葉を口にしてしまう。違うんだ麻衣! わかってくれ理恵、俺の気持ちは――って何故ここに『エターナル イノセンス』がある!? 選択肢無限の真世界を奔走する、青春ADVノベル、待望の第6弾!


問題の解決法があまりに「え~~~」な解すぎて早々に破綻が見えると思ったらやっぱり破綻した。ていうかどんどん迷走してるだろ...
会長が相談募集の営業も始めたようで、何やらこの夏の活動に余念を巡らす「迷わない子ひつじの会」。そんな時「クラスメイトに絶好された!」という相談が持ち込まれる。相談そのものはありがちだけれど、微妙な反応の“なるたま”こと成田真一朗。その上、いつもなら解決しようと積極的に行動するのに、隣の部屋の仙波に知恵を借りに行く様子もない!「成田くんが使いものにならないんです」。佐々原の訴えにダラッと仙波は―。

1、2巻の「日常の謎」系ライトミステリ物としての風体は鳴りを潜め、キャラ中心のお話に。
なるたまが盛大に凹まされて「ザマァwww」な展開なのだけれどさすがに凹んだまま終わらず復活。ちっ。
仙波のCVはもう林原めぐみ(ver.灰原)の声でしか脳内再生されないや。

次巻はまたガラっと趣を変えて洋館モノ、というか嵐の山荘モノ?
いい意味で期待しとこう。
「お、おまたせっ」顔を上げると、照れくさそうな微笑みを浮かべている…俺の彼女がそこにいた。俺の愛しい恋人である彼女の名前は、高坂桐乃。「あんたのこと…“京介”って、呼ぶから」「だって、その方が…恋人っぽいじゃん?」めちゃくちゃ仲の悪い兄妹だったはずの俺たちが、こんなただならぬ関係になっちまうなんて…まるで悪夢だ。夏休みに入ってからというもの、俺の周りでは恋の話題が尽きやしない。「待て…殺さないでくれ…」あやせの家にお呼ばれして、楽しい一時を過ごしたり。「―妹に彼氏ができたかもしれない」「責任を取ってもらいますわ、京介さん」友達から人生相談(?)をされたり。そして一年ぶりの『あのイベント』も―。人気シリーズ第7弾。

やっと読めたよ。ラノベを貸してくれるコの出現頻度が減ると影響が甚大だぁ。



*既にネットでネタバレ喰らいまくってるのでサプライズは無かったけど、白猫さんはなるほど騒がれるのも無理ない。

囮物語

2011年6月30日 読書
アニメ傷物語2012年劇場映画化大決定!かつて蛇に巻き憑かれた少女・千石撫子。阿良々木暦に想いを寄せ続ける彼女の前に現れた、真っ白な“使者”の正体とは…?<物語>はうねり、絡まり、進化する!

思えばひたぎさんと阿良々木くんがくっつくことによって羽川・駿河・忍(平行世界の方)そして撫子がヤンデレ化するって、なんて災厄なカップル。

にしてもネタとして語られてるとばっかり思われた「なでこラスボス説」が現実のものになるとは。そのキャラも救われないしこり感といい戯言シリーズ的な展開だな。
決着は次々巻の恋物語だけどなんか錆白兵オチになりそうな気がしないでもない。駿河の「卒業式の『直前』に~」発言と「卒業後にみんなで集まった」的発言が今回の予告編の内容と微妙に食い違うのも気になるし。

で、3rdシーズンはマジでやるんかいな...
妹を守る! それが兄のつとめだ!!
激しい戦いの末、秀之の決意に触れた神藤は、共闘することを決意した。義人に加え心強い仲間を得た秀之だったが、平穏な時間も束の間、自宅PCに電子妖精の天才・寫取から突如ハッキングを受けてしまう! そして、超常的なその攻撃手法に戦慄を覚えつつも退けた秀之は、一つのファイルがあることに気づく。なんと、それは電子妖精支部の所在地が記された文書だった……! 人気作『ギャルゲヱ』の外伝シリーズ、待望の第2巻登場!!


うーん、外伝1に比べまたもパワーダウンというか、設定こしらえることに必死感があってどうもなぁ。元々「ギャルゲーのヒロインが現実に現れたらイイナ!」という妄想と「でもフィクションのキャラが現実に現れたら色々と不都合が発生するよね」っていうあるあるネタを楽しむ話だったんだし。フェアリーテールシステムの成り立ちとかどーだってえーんじゃ。

とはいえ作中キャラの「何百年も前から云々」っていうのはさすがにどーなの。その時代にそんな厨二な設定のキャラが...あー結構いるか昔話にも...

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