巨大幽霊マンモス事件
2021年8月2日 読書
ロシア革命から数年経ったシベリア奥地。逃亡貴族たちが身を隠すと呼ばれた辺境へ秘密裏に物資を運ぶと呼ばれる一団がいた。その命知らずな彼らさえも、恐怖に陥る事件が発生! 未知なる殺人鬼の執拗な追跡、連続する密室殺人、に甦った巨大マンモス……。常識を超えた不可解な未解決事件を名探偵・二階堂蘭子が鮮やかに解き明かす!
ひっさしぶりに読んだ二階堂蘭子シリーズ。
巨大幽霊マンモスの謎メインかな？と思ったらそっちは「そういうもの」でほぼスルーで、足跡無き雪密室とかのほうがメインだった。オカルトな部分もほとんど「そういうもの」でスルーで別に合理的な解決があるわけじゃないのですっきりしないといえばすっきりしない。
それよか、戦時中のこととはいえ首切りまくった人を前にしてノーリアクションな登場人物たちの精神性がわからない。誰か一人でも「ええ..」ってドン引きしてくれればわかるんだけど。
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