死神を思わせる風貌の警部が、完璧だったはずの殺人計画を徐々に崩壊へと導いてゆく―倒叙ミステリ「運命の銀輪」をはじめ、残虐な場面が上映されているにもかかわらず観客席の闇の中で微笑を浮かべる女性の謎を追いかける傑作「闇ニ笑フ」、米大統領選挙の熱狂の最中に発見されたひとつの死体の謎をファンタスティックな筆致で描く力作本格推理「幻の銃弾」など七編を収録。
冒頭の死神っぽい刑事のお話、なんか読んだ記憶があって「もしかして既読の本をもう一回読んでる?」と不安になり自分のブログ内検索したがヒットせず。
よくよく調べたらこの刑事を主人公とした「皇帝と拳銃と」という短編集があって、そっちを先に読んでいたみたい。
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