人気ホラー作家・白布施に誘われ、ミステリ作家の有栖川有栖は、京都・亀岡にある彼の家、「夢守荘」を訪問することに。そこには、「眠ると必ず悪夢を見る部屋」があるという。しかしアリスがその部屋に泊まった翌日、白布施のアシスタントが住んでいた「獏ハウス」と呼ばれる家で、右手首のない女性の死体が発見されて…。臨床犯罪学者・火村と、相棒のミステリ作家・アリスが、悪夢のような事件の謎を解き明かす!
不可能性は薄く不可解さが多い事件内容だったけど、クライマックスでそのあたりがだんだんと解明されていくさまは面白かった。
あらすじにある「眠ると必ず悪夢を見る部屋」が途中からどっかいっちゃって、合理的な解釈が得られなかったのはちょっと残念だけれども。
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