日曜日の昼下がり、株式上場を間近に控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には強化ガラス。オフィスは厳重なセキュリティを誇っていた。監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の向こう側で仮眠をとっていた専務が逮捕されて……。弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径のコンビが、難攻不落の密室の謎に挑む。日本推理作家協会賞受賞作。
新規開拓を求めて過去の本格ミステリベスト10から未読のものをチョイスしてって到達。著者の貴志祐介はホラー作家のイメージが強かったんで避けてたんだけど、こんなおもろいミステリ書く人だったとは不覚。仮説を出しては潰していくタイプのミステリが好きなこともあり、久々に面白いと感じたミステリ。
読了後「あれなんか数ヶ月前に見たドラマとキャラ設定が被ってるな?パクリか?」と調べたらこれが原作だったのかw(第1巻にあたるこの本の内容はドラマの最終章で映像化)こんなことなら全部見とけばよかった...
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