署長・田中健一の憂鬱
2020年7月29日 読書愛媛に署長として赴任してきた若き警察キャリア。やる気ナシ。警察官としての使命感ナシ。ところがなぜか、難事件をたちどころに解決!?『長い腕』の川崎草志、まさかの新境地。ユーモア警察小説の傑作!
主人公の言動を周りが超解釈しちゃって...っていうと「エンジェル伝説」とか「カメレオン」とかあったりするけどそんなテイスト。
あんまりユーモアミステリは好まないのだけれど、主人公が第二次大戦の1/700日本海軍艦船プラモデル好きという設定が目を引いたので。まぁ自分はもう模型は作ってないのだけども。
読んでみたら主人公、艦船模型を作るのは好きだけど艦船の知識はほとんどない、という設定に「おいおいw」となったけど、だいたいの話で製作資料として艦船の逸話なんかを調べたりするくだりがあるので一般人目線としてそのあたりの話を入れるのに必要な設定なんだな~と。書かれたの2015年で艦これ大人気だったころだし。
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