夏の終わりに君が死ねば完璧だったから
2020年7月22日 読書片田舎に暮らす少年・江都日向は劣悪な家庭環境のせいで将来に希望を抱けずにいた。そんな彼の前に現れたのは身体が金塊に変わる致死の病「金塊病」を患う女子大生・都村弥子だった。彼女は死後三億で売れる『自分』の相続を突如彼に持ち掛ける。相続の条件として提示されたチェッカーという古い盤上ゲームを通じ、二人の距離は徐々に縮まっていく。しかし、彼女の死に紐づく大金が二人の運命を狂わせる―。抱えていた秘密が解かれるとき二人が選ぶ『正解』とは? -
前の「私が大好きな~」はアラサー男×JC(~JK)のカップリングだったので刺さらなかったが今回はおねショタでぶっささり。この作者こうして全方位性癖目指してるんじゃなかろうか...
さておき、タイトルのそこはかとない中二さとモヤっとしたラストと、全編に漂うやるせなさも刺さるので久々に人に勧めたくなるような本ではあった。
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