恐竜博2019

もともと、子供のたしなみとして恐竜大好きだったぼく。多分ボーンフリーとかコセイドンの影響でしょうな。
当然のように幼少期（多分小学校低学年だったと思う）親に当時開催されていた恐竜博に行きたいとせがんだわけですな。

んで国立科学博物館まで来たはいいものの、あまりの大行列に恐れをなした両親は、こともあろうに併催されていた別の特別展（多分シルクロード博かなんか）に入るわけですな。ここで「あっちは人多すぎだからこっちにしましょう」とか説明したならまだしも、なぁんも言わずに連れてってさも「これが恐竜博だよー」みたいなフリをしたのが信じられん。いくら低学年でも途中で気付くわ。

んで気付いたあとは泣き叫ぶでも暴れるでもなく、ただムスっとして展示物見ずとっとと出口目指したわけですが（なお親は「そんな急いで見終わっちゃ勿体無いわよ～」とかホザく）この一件の影響かそれとも自然の成り行きか、以後ぼくの興味の対象は怪獣→ロボットアニメと移り変わっていくわけで。将来の恐竜博士の芽を潰して両親は残念でしたね、とはさすがに思わないけども。



＊月日は流れて。
あのエヴァの庵野監督がゴジラを撮る！ってんで話題になったシン・ゴジラを見て再び怪獣映画に興味を抱き、今年のKOMに併せてアマゾンプライムでゴジラ映画見放題になったんで一気見し、怪獣解説動画もチェックして、関連動画に表示されたその動画作者さんが作ってる恐竜解説動画を見るようになって...と、奇しくもロボアニメ→怪獣→恐竜という幼少期の興味の変遷とは真逆の順序をたどって今更になって恐竜に興味がわいた昨今。ちなみに偶然今年の戦隊も恐竜モチーフではあるけど、そっちの影響は微塵もない（今年の戦隊あんまry）

そんなこんなで実際の化石を見に恐竜博に行きたくなってウズウズしてしまう。恐竜の特別展なんて毎年のように開催されてるのに、ホント興味の対象外のイベントって目に入らないモノなんだなー。今年の恐竜博は7月からやってるけど、夏休み中は平日といえども大混雑してそうなので夏休み明けを待つことにした。



＊んで今日やっと恐竜博に。
予習ばっちりなのでホロタイプ標本とか竜脚類と鳥盤類の違いとかメラノソームとかの専門用語もわかってたので、展示物が非常によく理解できた。
あと頭で理解してても実際見るのは全然違うので、デイノケイルスの腕の化石とかすげーデカさで圧倒された。そらあんなデカい鍵爪つきの腕見つけたら、昔の人はとんでもねーデカさの肉食恐竜想像するわなー。
化石に残る羽毛の痕跡とやらも、画像や動画とかでは微妙に伝わらない凹凸が生で見れてよくわかった。
むかわ竜改めカムイサウルスもよくここまで全身の化石見つかったなぁと感嘆したり。



＊そんなこんなで、久しぶりに充実した休日だった。やっぱり人間、時々はイレギュラーなものを取り込まないとパターン化してしまうのね。