厭魅の如き憑くもの
戦慄の本格ホラー推理!山深い村に蔓延る恐怖の連続! 神々櫛(かがぐし)村。谺呀治(かがち)家と神櫛(かみぐし)家、2つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が起こる。本格ミステリーとホラーの魅力が圧倒的世界観で迫る「刀城言耶(とうじょうげんや)」シリーズ第1長編。


かなり昔にこのシリーズの第3作目を「このミスランキングで上位だから」って理由で読んで大変面白かったのだが、いきなり3作目から入ったこともあってその後追いかけることもせず幾星霜。ていうか図書館だとある程度古い本は書庫行きになってることが多いから借りるの面倒(ry

ミステリとホラーの融合ということで、横溝的おどろおどろしさとジャパニーズホラーテイストが程よくミックスしてて雰囲気は良かった。最初の事件が起こるまで長かったけどその後は次々と事件起こるのも○

ただラストでネタバラシというか、「ここの描写はこういうことだったんだよ」的なことをつらつら書くのは興ざめではあるような。

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