手掛りはここにあり
実際の手掛りが付いてくる推理小説の第4弾。

今回のお話は、要約すると「容疑者が15人いて、うち14人は事件発生時密室にいたからシロ。密室の外にいた被害者を殺せたのは同じく外にいた真犯人。密室内の遺留品からシロの14人を特定し、消去法で真犯人を名指しせよ」というお話。

ペットの毛とか、着ていた毛皮の毛とかで特定するのはまぁいいとして、その他の遺留品は半世紀以上前の時代背景とか欧州の情勢を知らんとわからんのも多くて「読者への挑戦」つき推理小説としてはどうなのよ、とは思った(だいぶ昔の本だから当時はこれでよかったのかもしれないけど)

なお、自分が借りた本には前に借りた人による鉛筆のアンダーラインやツッコミ(「そんなのわかるか!」等)が書き込まれていて、モラルはともかく気持ちは痛いほどよーくわかった。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索