二〇九七年三月。南米大陸で戦略級魔法『シンクロライナー・フュージョン』が使用された。それを契機に、世界に吹き荒れる動乱の嵐が、日本にも押し寄せようとしていた。翌月。国立魔法大学付属第一高校三年生に進級した達也と深雪の元に、十文字家当主・十文字克人からの招待状が届く。十師族、師補十八家の若手を集めて、自分たちを敵視する風潮に魔法師としてどう対処すべきかを話し合う為の会議に二人を招待する正式な書状。それが達也を、更なる波乱の日々へと誘う。

基本陰謀の下準備シーンで派手なところはない。
外国魔法師のソレはともかく、魔法排斥運動のほうはラノベ的な題材にするには重過ぎるような、主人公のすーぱーぱわーでもどうにもならない感がして。

あ、今巻のハイライトは実習してるお兄様を見学してる新入生が、お兄様が高速タイピングしてるのを見てどよめくところだと個人的に確信しております。

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