世界中の魔法師が注目する師族会議は、何者かによる自爆テロによって幕を下ろした。この残酷な計画は、死体を操る魔法によって引き起こされていた。使用された魔法を手がかりに、黒幕を追う達也。そして、「四葉家の司波達也殿がお前と同様、十文字殿の下で捜索に加わる。将輝、意地を見せろよ」そう一条剛毅に発破をかけられた将輝は、『テロの黒幕』捜査メンバーである達也に対抗するように東京へ向かう。深雪に『婚約』を申し込んでいる彼は、思い掛けない手を使って深雪にアプローチを試み…。

魔法師への一般人による差別がテーマとしてある巻のため、いつものようなお兄様の「さすがですお兄様」な展開が薄目。個人じゃどうしようもないしねぇ。
代わりに七宝君がすごく株を上げたというか美味しいとこどり。初登場の頃はあんなに小物臭くて嫌な奴全開だったなのに、作者に愛されてるんだろうか。

あと裏表紙のカーディナル・ジョージ(今回本文中に出番なし)が悲哀感出ててイイ。

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