世界を何万回でも塵にすることができる真性の『魔神』達。そんな無敵の存在らを、一瞬で消し去る少年がいた。少年は『どこにでもいる平凡な高校生』にして、しかし同時に最大最悪の『理想送り』を右手に宿す存在。もう一人の『どこにでもいる平凡な男子高校生』上条当麻の『幻想殺し』と、表裏一体でもあった。少年二人は、学園都市の暗闇で対峙した。この勝負の鍵を握るのは、レイヴィニアとパトリシア、二人のバードウェイ姉妹で…!?極大のイレギュラー同士が、ついに激突する…!

前半は上里のハーレム日常が描かれて、バックボーンの無い新キャラのソレだけに上滑りな寒々しさが伴う。
後半になってそれが作劇上意味のある展開だったと気付かされるのだが、さりとて苦痛は苦痛。

キャラ的には上里の設定は面白そうな要素がいっぱいなのだが、あとがきで作者本人も言ってる通り「上条の対となる存在」はこれまでにも複数出てきてるわけで。一方さんとか浜面とか、フィアンマもそうか。だから何番煎じだよ、という気持にはなる。

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