大学で教鞭をとる古徳先生はバツイチ・独身の50歳。人生に疲れ、酔って死ねれば本望とウイスキー片手に夜道を歩き始めたが、偶然、旧友・早稲本と出会ってしまう。いまや堂々たる実業家のこの男は、かつて古徳の恋人を奪って結婚したのだった。気まずさに逃げようとする古徳だが、早稲本の誘いを断り切れず、豪邸のホームバーで杯を傾けることに。やがて、酔った2人は28年前の晩へとタイムスリップしてしまう。条件が揃うと、酒の相手を道連れに時間をさかのぼってしまう古徳先生。はたして失った恋の秘密を解き明かすことができるのか?前代未聞のタイムスリップ本格ミステリ!

西澤せんせぇお得意の、SFガジェット+酔いどれミステリ。
タイトルや装丁からしてライトな感じかな?と思ったらブラック西澤のほうだった。
ミステリ的には「ルール」の定義とか条件がいつもに比べて緩くてぉぃぉぃだし、ロジックも展開も強引で後付け・運要素強すぎてアレ。ラストなんか中年男の願望丸出しでんがしょ...

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