舞田歳三は浜倉中央署の刑事だ。仕事帰りに兄・理一の家によって、小学五年生になる姪のひとみの相手をし、ビールを飲むのを楽しみにしている。難事件の捜査の合間を縫ってひとみをかわいがる歳三だが、彼女のふとした言動が事件解決のヒントになったりもして…。多彩な作風で知られる歌野晶午が、ちょっと生意気でかわいらしい少女と、本格ミステリらしい難事件を巧みに描く。刑事×難事件×おしゃまな11歳=歌野晶午流「ゆるミス」。軽やかに登場。

タイトルや第1章の展開から二階堂黎人の「私が捜した少年」みたいなのかな?と想像したけどひとみのサジェスションはあくまで偶然、ということらしい。そんな...

連作短編なので前の話に出てきた人物が次の話で意外な役回りをすることになったりと、ギミックとしては楽しい。新本格全盛期に流行ったやつだわー。

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