暦物語

2013年5月30日 読書
美しき吸血鬼と出逢った春夜から、怪異に曳かれつづけた阿良々木暦。立ち止まれぬまま十二ヵ月はめぐり、は、ついに運命の朝を迎える!“光の魔術師”VOFANによる本文挿画12枚のカラーバージョンが、ポストカードセットとして発売決定! 青春に、予定調和はおこらない!

やけに厚いと思ったら全12話からなる短編集で、無駄な駄文が少ないので(その駄文こそが良いという考えもあるが)じっくり読めた(※最近ミステリの衒学やラノベの駄文は読み飛ばす傾向にある)
今にして思えば化物語(上)はあの分量で中篇3本が詰まってるってすっげー濃くて奇跡的なんだなーと再確認。

一応謎解き短編っぽくはなってるが、それも最初の2本ぐらいまで。そっから先は謎を考えるのが面倒になったのか謎要素が薄くなったり作中で解かれなくなったり(月火)していくw

物語的に重要なのはラストの2編だけなのだが、そのラストシーンでかなり衝撃的なことが起こってしまったりもする。ガエンさんぱないのー。

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