尊敬していた亡き双子の兄・八尋に代わり、『怪盗』を目指す杉崎渉。イリーガルの組織『マスカレード・サーカス』による森ノ宮学院襲撃から『神器』を守った渉とスバルと朝宮の三人は“シャッタード・スリー”と呼ばれ、学内でも称えられていた。その功績から1年生代表の優秀生に選ばれた渉とスバルは、「御三家」の音井と風祭、そして優秀生の中でも実力者の渋谷とともに、新たなミッションへと挑むことになるが…。『マスカレード・サーカス』に匹敵する新たな組織『コープス』も現れ、争いが激化していく怪盗界。その未来は―!?虚構と現実が交錯する、学園ファントミック・アクション第2弾。

御三家とか優秀生とか出てきて「魔法科高校の劣等性」にまた近づいた。

その御三家やら優秀生やらは1巻の事件のときどこで油を売っていたんだ?オマエらがいればあんな被害は出ずにすんだんじゃないのか?という至極まっとうな疑問が、音井の「たまたま全員不在だった」の一言で片付けられてしまう杜撰さに目がくらむ。以後まったくこの件に触れず。もうちょっとよー敵側に「御三家が不在のこの夜を選んで決行したのだ!」的な事を言わせるとかよーあるじゃんかー。

優秀生の方々は第一印象がどいつもクズ。こんなんで怪盗界大丈夫かってレベルのクズ。なのに終わりごろにはなんかいい人っぽく描かれる。いやこれ改心とかじゃなくて人格破綻だろ。序盤で行った所業は消えんぞ。

ライアーの正体は予想通りの人。まぁこれは読者にバレること前提なんだろうけど。
しかし「記憶操作」の能力者とか出しちゃうと、今後の展開が何でもありになっちゃうというか破綻しがちになりそう。NARUTOの幻術や鰤の完全催眠みたいに。

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