開かせていただき光栄です
2011年12月30日 読書
開かれたのは、躰、本、謎。作家生活40年のキャリアを誇る著者の集大成にして新境地! 18世紀ロンドン。増える屍体、暗号、密室、監禁、稀覯本、盲目の判事……解剖医ダニエルとその弟子たちが辿りついた真実とは? 18世紀ロンドン。外科医ダニエルの解剖教室から、あるはずのない屍体が発見された。四肢を切断された少年と顔を潰された男性。増える屍体に戸惑うダニエルと弟子たちに、治安判事は捜査協力を要請する。だが背後には、詩人志望の少年の辿った稀覯本をめぐる恐るべき運命が……解剖学が先端科学であると同時に偏見にも晒された時代。そんな時代の落とし子たちがときに可笑しくときに哀しい不可能犯罪に挑む。
年末のミステリランキングで軒並み高評価なので読んでみた。初めて読んだ作者だけど大ベテランのおばあちゃんなんだってね。
いつも読む新本格系やメフィ系は首なしとかバラバラとか大概なんでグロ死体描写には慣れてる...つもりだったんだけど本作の屍体描写は別ベクトルにグロなんで久々にキた。犬に脂食わせるシーンとか。まぁ全体的に上品なので慣れたけど。
冒頭の死体出現トリックは、序盤にてあっさり解明される。ちょっと拍子抜け。
ただしその後の二転三転する真相と、現在過去が交互に挟まれるストーリーがキモなのでそれは気にしない。でも、どう見ても怪しい奴が結局...だったりするのでフーダニット的な期待をするとダメかも。
年末のミステリランキングで軒並み高評価なので読んでみた。初めて読んだ作者だけど大ベテランのおばあちゃんなんだってね。
いつも読む新本格系やメフィ系は首なしとかバラバラとか大概なんでグロ死体描写には慣れてる...つもりだったんだけど本作の屍体描写は別ベクトルにグロなんで久々にキた。犬に脂食わせるシーンとか。まぁ全体的に上品なので慣れたけど。
冒頭の死体出現トリックは、序盤にてあっさり解明される。ちょっと拍子抜け。
ただしその後の二転三転する真相と、現在過去が交互に挟まれるストーリーがキモなのでそれは気にしない。でも、どう見ても怪しい奴が結局...だったりするのでフーダニット的な期待をするとダメかも。
コメント