天帝のあまかける墓姫
2011年12月28日 読書
高校3年生古野まほろが乗る政府専用機の機内に轟く銃声。離陸後、突然始まった虐殺で、乗客約70人中生存者はたったの18人に!ハイジャックされた機内で、まほろ達は1つの部屋に軟禁されてしまう。密室の中の密室で起こる殺人、裏切りに次ぐ裏切りの大波乱、そして殺人が次なる殺人へと連鎖する。誰が味方で誰が敵か。真犯人を捜すための壮大な推理合戦が幕を開ける!本格×幻想×SF、エンターテイメントのすべてが詰め込まれた超ド級ミステリー。
作者のほうのまほろはどうやら講談社と揉めて、過去作も新作も幻冬舎から出すようになったみたい。文庫版天帝シリーズでは大幅改稿で伏線や設定の追加・変更が行われてるけど、その際たるものは「ヒロインである詩織さんの名前が美加に変更」だろうか。最初「え?誰?新キャラ?それとも月島さんに何かされた?」と思っちゃった。講談社への恨み節もそこかしこに散見される。
*ストーリーのほうは、序盤にテロリストが大量殺人やらかすんでその後の不可能殺人がわりとどうでもいい印象になってしまうのが難点か。伏線があからさまチックというか、「なんでそこに触れてくれないんだよ」という点をあえてスルーしたりとかミステリとしてもどかしい。衒学要素が減って目くらましが薄くなったせいか?
作者のほうのまほろはどうやら講談社と揉めて、過去作も新作も幻冬舎から出すようになったみたい。文庫版天帝シリーズでは大幅改稿で伏線や設定の追加・変更が行われてるけど、その際たるものは「ヒロインである詩織さんの名前が美加に変更」だろうか。最初「え?誰?新キャラ?それとも月島さんに何かされた?」と思っちゃった。講談社への恨み節もそこかしこに散見される。
*ストーリーのほうは、序盤にテロリストが大量殺人やらかすんでその後の不可能殺人がわりとどうでもいい印象になってしまうのが難点か。伏線があからさまチックというか、「なんでそこに触れてくれないんだよ」という点をあえてスルーしたりとかミステリとしてもどかしい。衒学要素が減って目くらましが薄くなったせいか?
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