一度死んで蘇生した“半死人”冬哉と、死者の霊を彼岸へ送る“渡し”の那由子。二人は那由子の大切な「鏡」を取り戻すために奇妙な協力関係を築いていた。夜な夜な霊を“渡す”仕事に勤しんでいたある日、近隣の高校の横内に漢字が描かれ、その文字が名字に含まれる生徒が怪我をする事件が相次ぐ。霊の仕業と噂されるこの事件の裏に蠢いていたのは、ある女子生徒の血塗られた愛憎劇だった―。死生の狭間を越えるダーク・ミステリ・ロマンス第2弾。

前巻のヒキがアレだったので今巻で主人公を殺した犯人がわかるか?と思ったらそんなことはなかったぜ。そうかソレがわかるとお話が終わっちゃう類のストーリーなんだなコレは。

そんなわけで本筋がまったく進まなかった2巻。ダークなストーリー展開と「新女キャラは出てくるけど主人公に惚れることも無くポイ捨て」さらに挿絵も相まって地味な印象さらに強く。読むと割りとハデな事件は起こってるんだけどねぇ。

でもそんなイマイチ売れ線を外してるトコや、ラストの誰も救われない展開はキライじゃないっす。

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