死と生の境界を越えて出逢った少年と少女のダーク・ミステリ開幕!
彼此見市に住む高校生、陣内冬哉は、とある海辺の塔から転落死した。死後の世界で彼は「鏡」を拾う。だがその瞬間、道士服の少女に追われて大きな鎌で斬られ、気づくと現実世界で蘇生していた……。日常に戻った冬哉。だが、心音がなく、鏡に映らず、街角に佇む霊が見える。そしてなぜか自分の死因を思い出すことができなかった。そんなとき冬哉のクラスにあの鎌の少女が制服姿で現れる、「鏡を返せ」と――。彼女、那由子は彼岸の門番で、彼のような迷える霊を彼岸へ「渡す」のが役割だという。それが『死神少女』那由子と、『半死人【1/2アンデッド】』冬哉の奇妙な関係の始まりだった。


相変わらずウチのP君は死神好きで、まーたこんな死神少女モノのラノベを開拓してきやがりました。つーかラノベ界もよくまぁ飽きずに死神少女モノを出すモンだなぁ、と。もはや定番のテーマなのか?w



*今作で最初に目を引いたのは挿絵。イマドキ絵とはちょっと一線を画した感じで、ダークな本編にはほどよくマッチしてた。
主人公のチャラメガネは「一見主人公だけど実は第1章のみの登場であっさりヒロインの死神に殺される」系だと思ったんだけど(西尾とか上遠野とかなら100%そう)普通に主人公だった。
ヒロインは食いしん坊属性を何故つけた...

多少のギャグはあれどオタ系のネタも無いので、普通のダークホラー伝奇として楽しめた。でもエピローグはなんだかなぁ、ああいう続編前提のは逆に萎える。新規タイトルの1巻は、その1巻だけで綺麗に終わって欲しい(1巻打ち切りでも全然話が纏まる的な)ってタイプなもので。

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