隻眼の少女

2011年2月28日 読書
古式ゆかしき装束を身にまとい、美少女探偵・御陵みかげ降臨!因習深き寒村で発生した連続殺人。名探偵だった母の跡を継ぎ、みかげは事件の捜査に乗り出した―。

真相は確かに予想外だった。
しかし過去の麻耶作品に比べるとカタストロフィに欠けるかなぁ...と言うのが第一印象。

その後、作中の表現とか未解決の伏線にちょいと不整合を覚えたので、書評を調べてみたら...おお、スゲェ、何だその深読みは。
作中で示された犯人は真犯人ではない、とか語り手は2人いた?とか、カオスを再構築していろんな説が出るわ出るわ。
それだけ隙が残る文章であるってことでもあるんだがw

まぁそのへんも含めて面白かった。

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