神様のメモ帳〈5〉

ニート探偵アリスとその助手である僕は、深刻な事件の合間にも、ばかばかしくてつまらない、けれど忘れられない揉め事にいくつも巻き込まれている。今回はそんな僕らの事件簿から、いくつかをご紹介しよう―ミンさんを巡るストーカー事件「はなまるスープ顛末」、アリスご執心の酒屋を襲った営業妨害事件「探偵の愛した博士」、平坂組のバカども総勢を巻き込んだ誘拐事件「大バカ任侠入門編」に、特大100ページ書き下ろしのオールスター野球騒動「あの夏の21球」を収録。泣き笑いの日常満載のニートティーン・ストーリー、待望の短編集が登場。

＊第一話「はなまるスープ顛末」
ラストのヲチを見て「テツ先輩もヒロさんも全然わかっちゃいねぇよ！」と思った。ナルミもそう思ったからこそ間違いを正さずにそっと箪笥にしまったのだろう（たぶん違ｗ
挿絵のナルミがえらく若返ったというか幼い感じに（ラノベ絵師にはよくあること

＊第二話「探偵の愛した博士」
岡林商店の店内が描写された時点でヲチは読めてしまうなぁ...と思ったらタイトルがモロバレだったことに読後ようやく気付く。ああ道理で博士キャラが出てこないなーと思ったら。
あとソックスを（ry

＊第三話「大バカ任侠入門編」
これまでビジュアル的に謎だった電柱と岩男がついに挿絵登場！
予想以上にコワかった。よくあんなん相手にナルミはツッコミできるよな...
あと今回の「ナルミっ、こっ、この恥知らず！」はココだった。

＊第四話「あの夏の二十一球」
タイトルのおかげでネモさんのビジュアルイメージが江夏にしかならない。そういえばwikiに、「博士の愛した数式（第二話タイトルの元ネタ）」の作者が阪神の大ファンで、作中でその背番号（28、完全数）の持つ意味を題材にされてるとか何とか書いてあったけど偶然だろうか。
パワレボは職業柄すげーわかるし杉井さんらしいネタ（ネットTCG＋Forza）だけど、そんな細かいデータ再現無理だってWと思わなくも無い。まぁロマンということで。