売れっ子ライター・虻原がマンションから転落死した。そのマンションには、虻原もかつて所属していた劇団の主宰者が住んでいた。最近、その劇団の芝居を巡り、二人には感情のもつれがあったらしいのだが…。虻原は、寄稿した雑誌の最終回のコラムに不可解な俳句を二首、残していた。さらに「六人の女王にたずねるがいい」という謎のメッセージが。はたして、俳句に隠された謎とは?(表題作)星座にまつわる六つの謎を解き明かす、まさに端正な本格推理。

久しぶりののりりん。
表題作の異様に手の込んだ暗号には脱帽してしまったが、それ以外の短編も短い中に色々詰め込まれててどれも良編。まぁ黄道十二宮を絡ませようと無理矢理になったきらいのある話もなくはないがw

長編だと例の「後期クイーン問題」で頭を悩ましてしまうので、やっぱ短編のほうがスッキリ読めるわぁ。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索