ゴールデンスランバー(ネタバレ)
2010年1月19日 映画
仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。
友人が試写会のチケット当たったので見てきました。
自分の好みと微妙にジャンルが違いそう...と感じていたので伊坂幸太郎モノは1冊も読んだことがなかったのですが、映画版のコレは伏線とかきっちりやってる感じで好感が持てました。
普段読んでいるジャンルがアレ(※メフィスト系)ばっかなので、見ている間中ずっと「ラストは吉岡秀忠が黒幕で哄笑しながら出てくるに違いない」と思っていましたスイマセン。普通に国家陰謀系でした。
しかし相手が大きい割に序盤の銃撃戦以降はドンパチ無いし、所々笑わせる演出はあるし、手助けしてくれる人々は「そこまでの接点が無いような人でもなんでそこまで簡単に主人公を信じてリスク省みずに助けてくれるのか?」がちょっとご都合主義に思えて、道中のスリリングさが薄いような気もしたけど。
役者さんでは濱田岳と伊東四朗がいい感じでした。濱田のキルオはかなりぶっ飛んでる。伊東さんはさすがの貫禄というか軽妙さで、それなのに泣かせるという。
あとは香川照之。最後のシーンで、表情だけで彼(佐々木)の立ち位置とか心理状態とか伝えたのはスゲーとか思った。そのあと主人公を助ける役回りになるかと思ったのに。
*んで、まぁ、終盤のiPodのシーンは「今時そのパターンはどうよ」と思わざるを得なかった。あれは笑うところだったんだろうかーでも周り誰も笑ってなかったしなぁ。
ラストシーンは、意味不明というか気になりつつも忘れていた冒頭の伏線を回収していて秀逸。
友人が試写会のチケット当たったので見てきました。
自分の好みと微妙にジャンルが違いそう...と感じていたので伊坂幸太郎モノは1冊も読んだことがなかったのですが、映画版のコレは伏線とかきっちりやってる感じで好感が持てました。
普段読んでいるジャンルがアレ(※メフィスト系)ばっかなので、見ている間中ずっと「ラストは吉岡秀忠が黒幕で哄笑しながら出てくるに違いない」と思っていましたスイマセン。普通に国家陰謀系でした。
しかし相手が大きい割に序盤の銃撃戦以降はドンパチ無いし、所々笑わせる演出はあるし、手助けしてくれる人々は「そこまでの接点が無いような人でもなんでそこまで簡単に主人公を信じてリスク省みずに助けてくれるのか?」がちょっとご都合主義に思えて、道中のスリリングさが薄いような気もしたけど。
役者さんでは濱田岳と伊東四朗がいい感じでした。濱田のキルオはかなりぶっ飛んでる。伊東さんはさすがの貫禄というか軽妙さで、それなのに泣かせるという。
あとは香川照之。最後のシーンで、表情だけで彼(佐々木)の立ち位置とか心理状態とか伝えたのはスゲーとか思った。そのあと主人公を助ける役回りになるかと思ったのに。
*んで、まぁ、終盤のiPodのシーンは「今時そのパターンはどうよ」と思わざるを得なかった。あれは笑うところだったんだろうかーでも周り誰も笑ってなかったしなぁ。
ラストシーンは、意味不明というか気になりつつも忘れていた冒頭の伏線を回収していて秀逸。
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