大晦日を迎える東京で、1人の少年が自殺サイトで知り合った人物「17」とともに死のうとしていた。しかし、「17」と連絡を取り合うのに使う携帯電話が盗まれてしまう。そしてその携帯電話の中にある自殺予告のメールは17歳の少年少女に転送されていき、彼らはそれぞれの理由で少年を捜索し始める。その一方で自殺予告のメールはインターネットを通じて拡大していき、暴力団をも巻き込むようになる……。

某所で薦められてたので読んでみたけど、ヒット。これはおもろい。「街」とか「428」のような(多分あとがきによると「24」とかの海外ドラマ意識してるらしいけど、そのへん見ないので比較できない)15人の語り部たちにより事件を多角的に同時進行で描いてる。

で、各キャラがそれぞれ「自分だけが知りえる情報」「自分だけが気付いた事実」を持ってて、それを共有したり秘匿したりして「こうどなじょーほーせん」を繰り広げるんだけど、そーゆーのが好きな人にはたまらないと思う。実際ゾクゾク来たし。
よし、残り5冊もとっとと読もう。

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