(社)日本玩具協会の発表するおもちゃの10月売上ランキングが面白いことに。

http://www.toynes.jp/ranking/monthly.htm

1位 マジック:ザ・ギャザリング ゼンディカー 日本語版 ブースターパック (タカラトミー/441円)
2位 仮面ライダーW 変身ベルト DXダブルドライバー (バンダイ/6,825円)
3位 デュエル・マスターズトレーディングカードゲーム DMC-55 コロコロ・レジェンド・7 (タカラトミー/315円)


ハイ、これはある意味カードよりも得意分野なので(w じっくり解説シマース。

このランキングは社団法人日本玩具協会というところが発表してるモノで、日本玩具協会は東京おもちゃショーの開催とか日本おもちゃ大賞の選定とかやってる由緒あるトコです。

ランキングの選定方法は記載されてないので推測に頼るしかないのですが、

・1個¥150の遊戯王カードと、1個1万越えの戦隊ヒーローロボの順位が拮抗してることが多いので、個数ではなく金額ベースである可能性が濃厚
・リンク先の情報提供先であるPOSシステム会社の記載によれば、(2007年に新たに追加された)集計対象にはおもちゃ専門店100店舗や家電量販店がある。当然、それ以前や以降も追加がある、はず
・商品名をクリックするとアフィ付きでamazonに飛ばされる(w からamazonも集計対象?(とは一概に言い切れないが...)
・ゲームランキングが任天堂無双状態であることから、大手百貨店やデパートは集計対象だがゲームショップは集計対象外である公算が強い。
・ていうか協賛企業の顔ぶれ的にこのシステム会社が「中古」を扱うPOSシステム作るとは考えにくいし中古対応してる記載も無い。
・同様に「シングルカード」に関する記述も無いし、シングルを扱うカードショップはここのPOSシステム使ってる可能性低い。

まぁ要するに、カード専門店はおそらく集計対象外だろうと。

で、やっとランキングの読み解きに入るわけですが。

・先月はベイブレード無双だったけどさすがに落ち着いてきた
・今回のWからライダーは9月スタートになったが、ベルトが1→2なのでとりあえずバンダイの戦略的には成功か。年末どうなるかだけど



・ゼンディカーTOPは素直に凄い。推測通りTCGショップ抜きでこのランキングなら量販店や玩具専門店分だけ(と、もしかしたらamazonも)での数字ってことになるし
・DMは新製品が入ったのはまぁ当然として、9月発売のDM-33が順位を上げてランクインしてるあたり勢いは本物か(※ただし順位は相対的なものであることや、DM-33の発売日が9/26で10月に近いことも考慮に)
・遊戯王9月新作の遊星編2が...影も形も...やっぱり全国的にそうか...

コメント

サトPin
2009年11月18日1:19

こいつは面白いね
 
あとは失速をどれだけ防げるかだけど・・・

灰猫
2009年11月18日2:39

今回の失速は理由がよくわからんからなー
夏以降3セットの内容がクソ、だけじゃ既存パックやシングルの売り上げも減ってる理由にならんし
不況だとか9月制限改定だけじゃ説明つかん

nophoto
偽鶴田導師
2009年11月18日5:25

英版や韓版の影響とか

灰猫
2009年11月18日19:16

英版はともかく韓版は確実に高額レアのシングル価格を下げていますね

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