“あの狂った魔女を飼うのなら―『月』の侵蝕に気を付けて”はじまりは、ひとつの『伝言』だった。死んだはずの日向から、月光へ宛てたメッセージ。それが届くと同時に、宮阪高校には紅い月が昇り、大兎たちの体を蝕む紅い雨が降りそそぐ。『伝言』は何かの罠なのか、それとも…。全てが謎のまま、ヒメアの身にもまた変化が起きようとしていた―。「大兎、見ないで。…こんな汚れた私を」大兎は、9年前と同じ過ちを繰り返してしまうのか?“絶対に君を独りにしない”と誓う、学園リバース・ファンタジー。

ヒメアに第2・第3の人格が現れて、主人格のヒメアがそれらを抑え込もうとするクライマックスが、なんつーか、その、コントにしか見えなくて引いたー。「わたしがこいつを抑えてる間に...早く...!!」とかそんな厨二なシチュを、今時よくもまぁ臆面も無く。

あと「7回死ねる」という能力も一見面白そうだったけど、前の巻も今回の巻もあっとゆーまに6回死んで「あと1回しか死ねない」という状況に持ち込まれるのでワンパターンというか、うまく設定を活かせてないって言うか。

生徒会長コンビは好きなだけに残念だなー。

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