朽ちぬ死体と生きる屍、アルプスに轟く獣の咆哮…。世界各地で次々と報告される「奇蹟」の真偽を判定するため、若き奇蹟審問官クレメンスはヴァチカンより放たれた。怜悧な論理力と深き信仰心をもった彼が「超常現象」に挑む!

柄刀さんの作品はプロットとかは派手っぽいのに、読んだ後の印象は「良くも悪くも地味」っていうか。そのへんがイマイチメジャーにならない由縁だと思う。

今回の短編集も不可能犯罪ばっかなのに、ヲチやトリックが「それはないだろうw」とか「偶然にも程があるだろうw」みたいなのばっかで。いや決してロジカルじゃないわけじゃないんだけども。

そのあたりは宗教色を強める事で何とかしてる...んだろうか。

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