残酷。―それは人生そのものか。酷薄なる運命のことか。積み重なりし理不尽に対し、怒りと共に選ぶ道のことか…残酷号と呼ばれる謎の怪人が戦火の絶えぬ世界に降り立つ。無敵の力をふるい暴虐の軍と闘うその正体は、心を喪失したひとりの少年、義賊ロザンは少年を救おうとするが、その前に立ちはだかるのは、怪人を生み出した元凶―邪の極ともいえる敵だった。歪んだ世が悪を生むのか、人の性が悪ゆえに世が歪むのか。なくした心を探し求める残酷号に未来はあるか。

挿絵がっ!金子一馬氏じゃっ!!無くなったっ!!!

というだけでもかなりテンション下がった。


物語は前作「禁涙境事件」で終盤に登場した残酷号の誕生にまつわるエピソード...なんだけど、その前作が4年前だったのでもうほとんど覚えてねぇw 殺竜事件とか海賊島事件はわりと記憶にあるんだけどなー。

んで、ミステリ的な要素はほぼなく、ファンタジー世界でブギーポップなお話になってしまっている。それはそれで最初からそーいうもんだと認識して読めばわりと面白いんだけど、ファンタジーミステリー期待してるのにソレだとなぁ。

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