すべて異なる時を刻む1440個の時計
その中から唯一正確な時計を探し出せ――
神の命題か、悪魔の謎かけか!?
本格ミステリの名手が放つ、驚愕の推理、極限の論理(ロジック)!

無数の時計が配置された不思議な回廊。その閉ざされた施設の中の時計はすべて、たった一つの例外もなく異なった時を刻んでいた。すなわち、一分ずつ違った、一日二四時間の時を示す一四四〇個の時計――。正確な時間を示すのは、その中のただ一つ。夜とも昼とも知れぬ異様な空間から脱出する条件は、六時間以内にその“正しい時計”を見つけ出すことだった!? 神の下すがごとき命題に挑む唯一の武器は論理(ロジック)。奇跡の解答にはいかにして辿り着けるのか。極限まで磨かれた宝石のような謎、謎、謎! 名手が放つ本格ミステリ・コレクション!


のりりん久しぶりのりりん。

表題作(あらすじ参照)は一歩間違えれば「極限推理コロシアム」になるところをギリギリでロジカルに仕上げた感じ。読んでみると、全部同じ時計じゃなくてしかもデジタル・アナログ織り交ぜてあるんでちょっとがっかりはしたけれど、さすがに全部同じ型だと論理的に答えを導き出すのは不可能かー。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索