時雨沢 恵一/キノの旅(8)
2008年5月15日 読書
「あー…」運転手が口を開いた。力のない声だった。「何さ?キノ」モトラドが聞いた。キノと呼ばれた運転手は、ポツリと「お腹すいたな」「だったら、止まって休む!空腹で倒れられたら―」モトラドの訴えを「はいはい。何回も聞いたよ、エルメス」キノは流す。エルメスと呼ばれたモトラドは「分かっててやってるんだから」呆れ声で答えた。「そもそも、あの国が滅んでいたのがいけない」カーブを抜けながら、キノが言った。―お腹をすかせたキノとエルメスが辿り着いた場所には、盆地の中央を埋め尽くすように、数百人の難民が集まっていた…(『愛のある話』)他、黒星紅白が描くイラストノベルも含め全8話収録。
「店長、『学園キノ』読んでくださいお薦めです」
「番外編薦める前に本編よこしやがれですよ今畜生」
「そんなもの読まなくても大丈夫であらせられますですよ」
「俺の本読みのポリシーに反するんですますよ」
「基本短編集で時系列もバラバラなお話ですから1巻と2巻だけ読んでおけばノープロブレムですよ」
と言われて1巻と2巻のあとになぜか飛んで8巻を読まされるハメになった。読めばわかるのだが、学園キノ2巻のレギュラーな茶子の元キャラ・ティーが初登場するのがこの8巻なので外せなかったらしい。だから俺は途中飛ばして読むのはポリシーに反するとあれほど...
内容的には、件のティー初登場話「船の国」が「エピローグ」という位置づけでありながら本の1/2を占めるボリュームだったりとか、あいかわらず人を喰ってるなーとか思ったり。この話の印象が良くも悪くも強いので「あー5巻も飛ばすと作風が変わるなー」と思ったが後々反芻してみるとショートエピソードのほうはこれまでのテイストだった気もする。
ていうか途中の巻を(ry
「店長、『学園キノ』読んでくださいお薦めです」
「番外編薦める前に本編よこしやがれですよ今畜生」
「そんなもの読まなくても大丈夫であらせられますですよ」
「俺の本読みのポリシーに反するんですますよ」
「基本短編集で時系列もバラバラなお話ですから1巻と2巻だけ読んでおけばノープロブレムですよ」
と言われて1巻と2巻のあとになぜか飛んで8巻を読まされるハメになった。読めばわかるのだが、学園キノ2巻のレギュラーな茶子の元キャラ・ティーが初登場するのがこの8巻なので外せなかったらしい。だから俺は途中飛ばして読むのはポリシーに反するとあれほど...
内容的には、件のティー初登場話「船の国」が「エピローグ」という位置づけでありながら本の1/2を占めるボリュームだったりとか、あいかわらず人を喰ってるなーとか思ったり。この話の印象が良くも悪くも強いので「あー5巻も飛ばすと作風が変わるなー」と思ったが後々反芻してみるとショートエピソードのほうはこれまでのテイストだった気もする。
ていうか途中の巻を(ry
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