あさのあつこ/バッテリー〈5〉
2007年8月6日 読書
ISBN:4774605492 単行本 佐藤 真紀子 教育画劇 2003/01 ¥1,575
「なにがほしくて、ミットを構えてんだよ」言ってみろよ。本当のことを言ってみろ。先が見えないほどしんどいことをなぜ、やってる。なぜ、もどってきた。なぜ、逃げださない。本当の理由を言ってみろよ。知りたいのだ。豪がつぶやいたように、本当はどういうやつなのか、まるごとの豪を知りたいのだ。それは、たぶんマウンドにいては、わからない。想いを目の前の相手に伝えたい。どういう言葉を使ってでも伝えたい。
あいかーらずな巧なんだけど、少しずつ、ほんの少しずつ周囲や豪のことを知りたいと思い始め、何かが変わり始めた5巻。
まぁそんな巧より、5巻の見所は瑞垣なわけで。4巻で出てきたときに凄く存在感と人間臭さを感じさせたけれど、今回では更に心の内を吐露させてその複雑なキャラに磨きがかかったりして。
正直、このシリーズ読んでて始めて「おもしれー」と思えた巻だった。
「なにがほしくて、ミットを構えてんだよ」言ってみろよ。本当のことを言ってみろ。先が見えないほどしんどいことをなぜ、やってる。なぜ、もどってきた。なぜ、逃げださない。本当の理由を言ってみろよ。知りたいのだ。豪がつぶやいたように、本当はどういうやつなのか、まるごとの豪を知りたいのだ。それは、たぶんマウンドにいては、わからない。想いを目の前の相手に伝えたい。どういう言葉を使ってでも伝えたい。
あいかーらずな巧なんだけど、少しずつ、ほんの少しずつ周囲や豪のことを知りたいと思い始め、何かが変わり始めた5巻。
まぁそんな巧より、5巻の見所は瑞垣なわけで。4巻で出てきたときに凄く存在感と人間臭さを感じさせたけれど、今回では更に心の内を吐露させてその複雑なキャラに磨きがかかったりして。
正直、このシリーズ読んでて始めて「おもしれー」と思えた巻だった。
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