ISBN:4061825178 新書 高田 崇史 講談社 2007/02/07 ¥945
河童が住むといわれる川で、手首を切り落とされた遺体が発見される。さらに片腕を切り落とされた別の遺体が川に浮かび、連続殺人事件の様相を呈してくる。事件の真相が明らかになると同時に、河童に隠された悲しい事実が…。

ミステリ的にはかなりどーでもえー(現代で起こる事件部分)んだけど、歴史の謎解釈部分は(8割トンデモだけど)おもしれーという微妙なシリーズ。この人にかかれば昔の日本人は皆竜宮城之介になってしまうという恐ろしい解釈が。だもんでいつも切ろうと思いつつ惰性で読んでしまう。

今回も河童の特徴(頭の皿とか、キュウリが好きなこととか)にすべて解釈が与えられ、その辺の謎解きは面白い。が、「実は○○(某神様)も河童だったんだよッー!!」「な、何だっ(ry」まで行くと、さすがに、ね。「犯人は松尾芭蕉」並にトンデモだよ、それじゃ。

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