北山 猛邦/少年検閲官
2007年5月6日 読書
ISBN:4488017223 単行本(ソフトカバー) 北山 猛邦 東京創元社 2007/01/30 ¥1,785
何人も書物の類を所有してはならない。もしもそれらを隠し持っていることが判明すれば、隠し場所もろともすべてが灰にされる。僕は書物というものがどんな形をしているのかさえ、よく知らない−−。
旅を続ける英国人少年のクリスは、小さな町で奇怪な事件に遭遇する。町中の家々に赤い十字架のような印が残され、首なし屍体の目撃情報がもたらされるなか、クリスはミステリを検閲するために育てられた少年エノに出会うが……。書物が駆逐されてゆく世界の中で繰り広げられる、少年たちの探偵物語。メフィスト賞作家の新境地!
デビュー作の『クロック城』や『瑠璃城』はかなりつまんないんだけど、コレがクソだったら切るかーと思って読んだ3作目の『アリス・ミラー城』が確変的に面白く、続く『ギロチン城』が古今稀に見るバカミスだったので一気にお気に入りの作家になった北山氏の新シリーズ。
相変わらず終末思想的な世界観で、今作では更に「本が失われた世界」というトンデモ設定。
プロローグや間奏で語られる挿話がいわゆる『美しい謎(c.島田荘司)』で否が応にも「さて、この不可能状況をどんなウルトラCでまとめてくれんのかな?」と期待が高まりますが...
...○☆?∀♪#д■!?
...ま、まぁ、ギロチンのアレに比べたら大人しいかな、はは...
いやでも結構面白かったかな、最近読んだのでマトモにミステリってるのほとんど無かったし。
何人も書物の類を所有してはならない。もしもそれらを隠し持っていることが判明すれば、隠し場所もろともすべてが灰にされる。僕は書物というものがどんな形をしているのかさえ、よく知らない−−。
旅を続ける英国人少年のクリスは、小さな町で奇怪な事件に遭遇する。町中の家々に赤い十字架のような印が残され、首なし屍体の目撃情報がもたらされるなか、クリスはミステリを検閲するために育てられた少年エノに出会うが……。書物が駆逐されてゆく世界の中で繰り広げられる、少年たちの探偵物語。メフィスト賞作家の新境地!
デビュー作の『クロック城』や『瑠璃城』はかなりつまんないんだけど、コレがクソだったら切るかーと思って読んだ3作目の『アリス・ミラー城』が確変的に面白く、続く『ギロチン城』が古今稀に見るバカミスだったので一気にお気に入りの作家になった北山氏の新シリーズ。
相変わらず終末思想的な世界観で、今作では更に「本が失われた世界」というトンデモ設定。
プロローグや間奏で語られる挿話がいわゆる『美しい謎(c.島田荘司)』で否が応にも「さて、この不可能状況をどんなウルトラCでまとめてくれんのかな?」と期待が高まりますが...
...○☆?∀♪#д■!?
...ま、まぁ、ギロチンのアレに比べたら大人しいかな、はは...
いやでも結構面白かったかな、最近読んだのでマトモにミステリってるのほとんど無かったし。
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