我孫子 武丸/殺戮にいたる病
2006年7月25日 読書
ISBN:4062633760 文庫 我孫子 武丸 講談社 1996/11 ¥600
永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。
かまいたちの夜×3発売記念ということで、我孫子氏の最高傑作と個人的に思ってるこの書について触れてみたいと思います。
これを読んだのはもう10年以上も前のことですが、その結末は当時のミステリ齧り始めの自分にはたいそう衝撃的でした。最近読んだ人には「どっかでみた」「ありがち」と言われることもあるようですが、それはこの100数年余りの間にこのテの作品が多く書かれるようになったからで、その意味でもこの作品はエポックと言えるでしょう。
その内容がゆえに、多くを語るのがネタバレになってしまうもどかしい作品であります。
永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。
かまいたちの夜×3発売記念ということで、我孫子氏の最高傑作と個人的に思ってるこの書について触れてみたいと思います。
これを読んだのはもう10年以上も前のことですが、その結末は当時のミステリ齧り始めの自分にはたいそう衝撃的でした。最近読んだ人には「どっかでみた」「ありがち」と言われることもあるようですが、それはこの100数年余りの間にこのテの作品が多く書かれるようになったからで、その意味でもこの作品はエポックと言えるでしょう。
その内容がゆえに、多くを語るのがネタバレになってしまうもどかしい作品であります。
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