渡辺美里／Tokyo
2005年3月14日 音楽
Power〜明日の子供/サマータイム・ブルース/恋するパンクス
POSITIVE DANCE/虹をみたかい(tokyo mix)/バースデイ
Boys kiss Girls/遅れてきた夏休み/ナイフとフォーク
Tokyo/OH!ダーリン/元気だしなよ
渡辺美里の6th。
前作で感じた違和感は更に大きくなるが、個々に曲を再試聴してみると実はそんなにキライでもないのが多かった。
＃1の「Power」は小室ナンバー。実に「らしい」曲調であるのだが、Aメロの単調さ（同じ音階が延年続く）とサビに入る前の変則的なリズムがあんまり好きじゃない。
＃2の「サマータイムブルース」は割と好き。カラッとしてスカッとした曲調がホントに夏を感じさせるし、ストリングス（イントロのギターと裏旋律のバイオリン）がすばらしい。美里の歌声も絶頂期でノッてるし。
＃5「虹をみたかい」はシングル初登場1位。「マーケティング天国」で見たっけなぁ。
さておき、岡村靖幸ナンバーのこの曲はかなりFUNK路線。歌詞としてはノリが好きじゃないんだけど、曲としては佳曲。
＃10「Tokyo」も小室ナンバー。12/8拍子でベースがリズムを刻む冒頭〜Aメロ、スイングっぽくなるBメロとテンポチェンジするさまはプログレハードロックでとっても小室らしい。変拍子のせいで聴き心地はそんな良くないがキライではない曲。
...うーんやっぱり佳曲あるな。でもそれらを差し置いて、ダンス系なのが似合わない「POSITIVE DANCE」、「チャチャチャ」の合いの手と粘っこいボーカルが気持ち悪い「元気だしなよ」そして美里曲で一番大ッ嫌いな「恋するパンクス」（つかパンクじゃネェだろこの曲）が入ってるのが致命的だったのかな、このアルバム。
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