ホワイトハウス

といえば米国大統領のおうちで、現在開票真っ盛りですが本日のテーマのホワイトハウスは、駅を挟んで反対側にあるカード屋の話。

正式な名前は「カードとトイ」言うんだけど地元の子らはなぜか「ホワイトハウス」とか「トトイ」とか呼ぶ。由来は知らん。

国分寺程度の規模の駅周辺に2つのカードショップてのは多すぎるってんで、5年ぐらい前の血気盛んな俺はどうにかしてその目障りな店をブッ潰そうと躍起だった。

サービス面で差をつけて客筋を奪おう！という思考を持ち合わせていなかったため主に価格面での競争になったが、こっちがパックの価格を下げると翌日には相手も下げてて、んで更に下げるとあっちも...と泥沼。1パックあたりの利益が＊円切る段になってようやくその無意味さに気付いて元に戻したり。


＊あれから約5年の間に国分寺界隈のTCG人口も増えたり減ったり。よくよく考えると当店のデュエル席のキャパは8人で、愁君に言われるまでも無く少ない。現在は〜6時まではDMや遊戯王やガッシュの子供たち、それ以降はMTGの高校生以上の時間。また土日は国産TCGの大会でMTGモノは他所に遠征して大会が終わった頃帰還...なローテーションというか不文律で、少ない座席数をフォローしている。

作品的に言うと、MTGはこっちだけどGWは圧倒的にあっち。大会の日には普段見かけない地元GWプレイヤーが発生して「いつもドコおんねん？」状態。

もし北口の店が無かったとしたら、多分プレイヤーが飽和状態になって結果他所の地域に流れかねない。一人の先生が受け持てる生徒の数には限度があるように、ひとつのショップで受け持てるプレイヤーにも限度があるよ、だから近隣の店同士はいがみ合うんじゃなくて持ちつ持たれつで棲み分けできるようになればいいのかな、と5年経って些か丸くなった俺は思うのでありました。

無論、店の大きさやデュエル席の数、そして店員の人数とスキルによって変動するわけですが。