86―エイティシックス―Ep.5 ―死よ、驕るなかれ―
2019年2月9日 読書探しに来なさい―。シンが聴いた“レギオン”開発者・ゼレーネと思しき呼び声。レーナたち『第86機動打撃群』は、その姿…白い斥候型が目撃されたという「ロア=グレキア連合王国」へと向かう。…だが。それは生への侮辱か、死への冒涜か。「連合王国」で行われている対“レギオン”戦略は、あの“エイティシックス”たちですら戦慄を覚えるほどの、常軌を逸したものであった。極寒の森に潜む敵が。そして隣り合う「死、そのもの」が彼らを翻弄する―。“連合王国編”突入のシリーズ第5巻!雪山に潜む怪物たちが、彼らに、笑みとともに問いかける。
新キャラのヴィーカがいい感じに人でなしでありつつも無能ではなく、でもポンコツであったりと嫌悪感を抱かないようなキャラになってるのに好感を持った。
またさんざんシリンたちが自分たちの死をなんでもないように感じていると描写していたので、レルヒェの「死んでもいないくせに」のシーンが余計に印象に残る。
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恥知らずのパープルヘイズ
2019年2月3日 読書
国民的漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の伝説的ノベライズ、ついにデジタル化ッッッ!!! “組織”の新ボス、ジョルノに対する忠誠心を試されることになったフーゴ。かつてのボス、ディアボロとの対決を前に、仲間たちと袂を分かった彼に対して“組織”が求めた贖いとは、逃走中の裏切り者“麻薬チーム”の抹殺任務に就くことだった……。上遠野浩平が描く「一歩を踏み出すことができない者たち」の物語。
前々から読もうと思いつつ機会が訪れずに忘却すること幾星霜。
しかし、前期からJOJO第5部が放映中で今期よりブギーポップが放映中の今のを除いていつ読むときが来ようか?というわけでやっと手に取った。
何しろ上遠野浩平が荒木飛呂彦の影響を強く受けていることは周知の事実なので、物語の親和性は折り紙つき。
第5部本編で謎だったフーゴのその後が、数々の疑問点や謎とともに明かされるので補完としての要素もばっちり。
敵だったけど明確な死亡描写がなかったあのキャラが再登場したり、新キャラも別の部のキャラの肉親だったりとニヤリとできる点も。
ただ、フーゴが大学を辞める原因になったエピソードが、この本とアニオリ部分とで食い違ってるので、この本の結末などがアニメ本編に逆輸入されることはなさそうなのがちょっと残念。
前々から読もうと思いつつ機会が訪れずに忘却すること幾星霜。
しかし、前期からJOJO第5部が放映中で今期よりブギーポップが放映中の今のを除いていつ読むときが来ようか?というわけでやっと手に取った。
何しろ上遠野浩平が荒木飛呂彦の影響を強く受けていることは周知の事実なので、物語の親和性は折り紙つき。
第5部本編で謎だったフーゴのその後が、数々の疑問点や謎とともに明かされるので補完としての要素もばっちり。
敵だったけど明確な死亡描写がなかったあのキャラが再登場したり、新キャラも別の部のキャラの肉親だったりとニヤリとできる点も。
ただ、フーゴが大学を辞める原因になったエピソードが、この本とアニオリ部分とで食い違ってるので、この本の結末などがアニメ本編に逆輸入されることはなさそうなのがちょっと残念。
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「掟上今日子は預かった。返して欲しければ、十億円用意しろ」置手紙探偵事務所唯一の従業員・親切守が受けた、突然の脅迫電話。天涯孤独の忘却探偵を救い出せるのは自分だけ。今日子さんのような推理力はもたないけれど、彼には今日子さんとの「記憶」がある。手探りで捜査を開始する守。一方、今日子さんは犯人のもとで目を覚まして―?置手紙探偵事務所VS.漆黒の誘拐犯!頭脳戦の結末は!?
今回も前回と似たようなシチュ&展開でやっぱり短編な内容を回りくどく語って長編にしたような構成なのだが、終盤の謎解きで例のあのいいんちょのその後とクロスする要素が語られて同一人物説にまた信憑性が増したりで、それだけでまぁ許せてしまう。ちょろい。
今回も前回と似たようなシチュ&展開でやっぱり短編な内容を回りくどく語って長編にしたような構成なのだが、終盤の謎解きで例のあのいいんちょのその後とクロスする要素が語られて同一人物説にまた信憑性が増したりで、それだけでまぁ許せてしまう。ちょろい。
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「犯人は私ですね、間違いなく」事件現場は、ある屋敷の密室―遺体の隣で血まみれの凶器を握りしめて眠っているのを発見されたのはあろうことか、忘却探偵こと掟上今日子だった。しかし逮捕された彼女は、すでに事件の記憶を失っていて…?捜査にあたるは“冤罪製造機”の異名をとる強面警部・日怠井。忘却探偵の専門家として駆けつけた厄介は、今日子さんの無実を証明できるのか?逆転の推理劇、開幕!
相変わらず短編で済むネタを長編に引き伸ばすシリーズなんだけど、「裏表紙」の言葉遊びにはちょっと感心してしまったり。
ただ今回のトリックとかダイイングメッセージ(ちょっと違うけど)はガバい。いつもにも増してガバい。そこはなんとも。
相変わらず短編で済むネタを長編に引き伸ばすシリーズなんだけど、「裏表紙」の言葉遊びにはちょっと感心してしまったり。
ただ今回のトリックとかダイイングメッセージ(ちょっと違うけど)はガバい。いつもにも増してガバい。そこはなんとも。
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人間を生物兵器・合成人間に造り変える力を持つ“製造人間”ウトセラ・ムビョウ。彼を説得してその能力を発動させようとした人々を、ウトセラは独自のロジックで翻弄していく―“無能人間”の少年コノハ・ヒノオに始まる双極人間/最強人間/交換人間との邂逅、そして奇妙な論理で導かれる結末とは…“ブギーポップ”シリーズの裏側を明かす、異能力者たちによる新対話集。書き下ろし「奇蹟人間は気が滅入る」を収録。
タイトルこそ無関係っぽいがいつものブギーポップ世界なので、リセットリミット姉妹やフォルテッシモ、オキシジェンにカレイドスコープにフェイ・リスキィと統和機構オールスター。ん、カレイドスコープ...?完凸...?うっ頭が...
なんか今回で「合成人間はぜんぶ製造人間が作り出した」とかいう驚愕の設定が明らかにされたが、合成人間何人いるか知らんけど組織規模的にんなわけあるかーな設定だとは思った。一人で何人生んでるのかと。
他が歳をとらないやつらばっかりな中リセットリミット姉妹が少女姿で登場してるので、ブギポ本編時間軸よりも結構前の時代と推測されるが、だとするとヒノオ君は既に本編出てるキャラの過去の姿だったりするのだろうか。名前がカタカナ表記なのがなんか怪しい。
タイトルこそ無関係っぽいがいつものブギーポップ世界なので、リセットリミット姉妹やフォルテッシモ、オキシジェンにカレイドスコープにフェイ・リスキィと統和機構オールスター。ん、カレイドスコープ...?完凸...?うっ頭が...
なんか今回で「合成人間はぜんぶ製造人間が作り出した」とかいう驚愕の設定が明らかにされたが、合成人間何人いるか知らんけど組織規模的にんなわけあるかーな設定だとは思った。一人で何人生んでるのかと。
他が歳をとらないやつらばっかりな中リセットリミット姉妹が少女姿で登場してるので、ブギポ本編時間軸よりも結構前の時代と推測されるが、だとするとヒノオ君は既に本編出てるキャラの過去の姿だったりするのだろうか。名前がカタカナ表記なのがなんか怪しい。
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恋愛には人一倍疎い香蓮に、突如持ち上がった若手実業家・西山田炎との結婚話。GGO内で遭遇した彼のアバター・ファイヤのあまりに無粋な振る舞いに、レンは売り言葉に買い言葉で“結婚を前提としたお付き合い”をかけた勝負を約束してしまう―。そうして始まった第4回スクワッド・ジャム。香蓮の人生を左右する勝負と並行し、今度こそ宿敵SHINCとの直接対決で決着をつけたいレンだったが…優勝候補であるレンたちを倒そうと手を組んだ卑劣な結託チームの中に、なぜかSHINCの名前があり―!?
あいからわず面白いが、いいところで水をさすふぁいあチームがなんだかなぁ。この分だと下巻ではSHINCと共闘してふぁいあ’sぶっ倒す展開になるだろうから、それはそれで楽しみではあるけど。
あいからわず面白いが、いいところで水をさすふぁいあチームがなんだかなぁ。この分だと下巻ではSHINCと共闘してふぁいあ’sぶっ倒す展開になるだろうから、それはそれで楽しみではあるけど。
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レベル95少女の試練と挫折
2019年1月18日 読書
勝てば願いが叶う魔法のカードゲーム誕生!バッグが欲しい、病気の友人を助けたいと、少女たちは奇妙な仮想現実世界へ飛び込み、バトルを繰り広げる。だがタダより高いモノはない。案の定、ゲームには少女たちの命を脅かす激ヤバな仕掛けが!友人がプレイヤーとなってしまった出屋敷市子は妖怪を従えてゲームに参戦、最強魔法少女モード全開で黒幕を追う(「今どきのゲームは一日一時間では終わらない」)。シリーズ短編3編収録。
3本目のお話が、モロにウィクロスモチーフなあたりがいい意味でも悪い意味でも「らしい」ところなんだけど、あのあたりをうまく本作の世界観に落とし込んでいるかなーと思った。
ウィクロスだけじゃなくてシャドバとかFGOとか、その他TCGの小ネタも盛り込んでるのでゲーオタ的にもニヨニヨできる。
現実はゲームみたいにリセットできないよ、とかいう一昔前の揶揄に対して「今時ソシャゲはオートセーブだし基本リセットできねぇよ、せいぜいタスクキルかリセマラするだけ」っていうのがなんだか刺さった台詞だった。
3本目のお話が、モロにウィクロスモチーフなあたりがいい意味でも悪い意味でも「らしい」ところなんだけど、あのあたりをうまく本作の世界観に落とし込んでいるかなーと思った。
ウィクロスだけじゃなくてシャドバとかFGOとか、その他TCGの小ネタも盛り込んでるのでゲーオタ的にもニヨニヨできる。
現実はゲームみたいにリセットできないよ、とかいう一昔前の揶揄に対して「今時ソシャゲはオートセーブだし基本リセットできねぇよ、せいぜいタスクキルかリセマラするだけ」っていうのがなんだか刺さった台詞だった。
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クローバーズ・リグレット(3)
2019年1月13日 読書
“SAOサバイバー”にして、VRMMOの中限定の“探偵”クレーヴェル。そんな彼のリアルをよく知るいわくありげな美女の登場に、戦巫女・ナユタと忍者・コヨミは動揺を隠せない。謎の美女、リリカとクレーヴェルの関係とは?その一方、現実世界のクレーヴェルの自宅では、ナユタのお泊りイベントが発生。微妙な距離を保ち続けてきた二人の関係に、大きな変化が訪れる―?VRMMO“アスカ・エンパイア”を舞台に綴られるもう1つの“SAO”の物語、ここに完結!!
まだお話としては続けられそうなのに「ひとまず完結」なのは、本家の時間軸と近づきすぎてしまったせいなのか。
展開に巻きが入ったせいなのか今回バトル成分は薄めで、イチャラブのほうが主軸になってる気もした。
まだお話としては続けられそうなのに「ひとまず完結」なのは、本家の時間軸と近づきすぎてしまったせいなのか。
展開に巻きが入ったせいなのか今回バトル成分は薄めで、イチャラブのほうが主軸になってる気もした。
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六花の勇者 archive 1
2019年1月9日 読書
魔神復活を阻止し、世界を救うために選ばれた六花の勇者たち。高い戦闘力や特殊能力を有す者、聖者として修練を重ねていた者など、その優秀さはお墨付きなのだが、クセ者揃いの彼らが六花の勇者になる前の「日常」は平穏無事とはほど遠く…。ハンスの謎めいた殺し屋稼業、万天神殿でのモーラやチャモたちの日常、ナッシェタニアに裏で恋人を作るよう画策されるゴルドフの青春、凶魔として生きるフレミーの家族への想い、少年時代のアドレットの夢―など、彼らの本心や素顔には意外な一面があり…?そして、誰もが祈りを捧げる一輪の聖者とは一体!?伝説に挑み、謎と戦う「以前」を描く珠玉の短編集!
勇者たちの前日譚な短編集。
ハンスは6巻でほとんど主人公ムーヴしてたし作者のお気に入りなんだろーなーと思っていたら今回収録の短編もトップバッターだし妙に気合入ってた。
前日譚なので本編時点では死んでるキャラも出てくるんだけど、なまじいいキャラしてるだけに「あーこの後フレミーにころころされちゃうんかー」とヘイト向かうんだけど、その後にフレミーの短編が来て「この白トカゲとか蟻とか、こんなこと言ってるけど内心ではアレなんだよなぁ...」と同情が向かうようになってる。
なお一番面白かったのはゴルドフ...の断章のほう。
勇者たちの前日譚な短編集。
ハンスは6巻でほとんど主人公ムーヴしてたし作者のお気に入りなんだろーなーと思っていたら今回収録の短編もトップバッターだし妙に気合入ってた。
前日譚なので本編時点では死んでるキャラも出てくるんだけど、なまじいいキャラしてるだけに「あーこの後フレミーにころころされちゃうんかー」とヘイト向かうんだけど、その後にフレミーの短編が来て「この白トカゲとか蟻とか、こんなこと言ってるけど内心ではアレなんだよなぁ...」と同情が向かうようになってる。
なお一番面白かったのはゴルドフ...の断章のほう。
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Fate/Requiem 1巻『星巡る少年』
2019年1月5日 読書
―――昔、大きな戦争があった。
戦争は終わり、世界は平和になった。今では誰もが“聖杯”を持ち、運命の示すサーヴァントを召喚する。
ただ一人の少女、宇津見エリセだけがそれを持たない。
少女は、世界で最後に召喚されたサーヴァントの少年と出会う。
だが彼女はまだ、自分の運命を知らない。
同人系出版なのでコミケに行くか、アニメイト等のショップじゃないと買えない...と思っていたらamazonで買えた。Fate/Zeroのころはそうだったような気がするんだけど記憶違いだったっけ?
*いままでのfateとはなんか違う雰囲気・作風でちょっと戸惑うけど、サーヴァントが出始めるとちょっと安心できて入り込める。ていうか「住人全員がサーヴァント持ち」っていう設定もあって登場サーヴァントの数がこれまでのfate作品の比じゃなく多い。ハンニバルとか、あれしきの出番で終わらせていい鯖じゃないだろうに...
そして解析班のほとんどが「星の王子様、あるいはサン=テグジュペリ」と予想していた鯖が、まさかの*****で。え、そんなのアリなの?
戦争は終わり、世界は平和になった。今では誰もが“聖杯”を持ち、運命の示すサーヴァントを召喚する。
ただ一人の少女、宇津見エリセだけがそれを持たない。
少女は、世界で最後に召喚されたサーヴァントの少年と出会う。
だが彼女はまだ、自分の運命を知らない。
同人系出版なのでコミケに行くか、アニメイト等のショップじゃないと買えない...と思っていたらamazonで買えた。Fate/Zeroのころはそうだったような気がするんだけど記憶違いだったっけ?
*いままでのfateとはなんか違う雰囲気・作風でちょっと戸惑うけど、サーヴァントが出始めるとちょっと安心できて入り込める。ていうか「住人全員がサーヴァント持ち」っていう設定もあって登場サーヴァントの数がこれまでのfate作品の比じゃなく多い。ハンニバルとか、あれしきの出番で終わらせていい鯖じゃないだろうに...
そして解析班のほとんどが「星の王子様、あるいはサン=テグジュペリ」と予想していた鯖が、まさかの*****で。え、そんなのアリなの?
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“運命”の神殿で分裂した六花の勇者たちに、テグネウの本隊が迫っていた。六花たちはアドレットを中心に作戦を練るが、限られた戦力で厳しい状況を打破するため、リスクの高い作戦を取らざるを得ない。一方、テグネウは凶魔の大軍による物量攻撃と共に、「愛」の力を利用した心理的な揺さぶりを仕掛けてくる。絶対的不利の状況で死闘を繰り広げる六花たち。どこまでも自らの美学に執着するテグネウ。そしてついに「七人目」のすべてが明らかになる!世界を救うことを誓い、復讐に命を懸けてきた少年に突きつけられた真実とは!?伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第6幕!
うーん、ストーリーのためとはいえご都合的な秘密道具や特質凶魔が続々出てきて、初期の本格ミステリっぽい試みはどこへいったのやら。
それ抜きにしてもやっぱりご都合的な能力(愛を操る)は物語としてなんだかなーだし興ざめする。
うーん、ストーリーのためとはいえご都合的な秘密道具や特質凶魔が続々出てきて、初期の本格ミステリっぽい試みはどこへいったのやら。
それ抜きにしてもやっぱりご都合的な能力(愛を操る)は物語としてなんだかなーだし興ざめする。
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「黒の徒花」の情報を手にしたアドレットだが、その内容に思い悩み、その取り扱いに逡巡する。六花の勇者たちはテグネウの追っ手を退けつつ“運命”の神殿にたどり着くが、そこで予想だにしない人物に出会う。伝説に聞く、一輪の聖者がいたのだ。そして一輪の聖者の周囲にある神言を読み解くと、「黒の徒花」に関わるテグネウのさらなる一手が判明する。自分たちが危機的な状況にあると知ったアドレットはそこで「黒の徒花」の内容を語り、対策を議論しようとするのだが、その矢先に、フレミーが衝撃的なひと言を放つ。究極の選択を迫られたアドレットの答えとは…!?伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第5幕!
グリッドマンのおかげでなんとな~くその存在を思い出してはいたが、数日前に「TVアニメ六花の勇者の公式サイトが何者かによって書き換えられる」というニュースを見て、そういえば続きどうなったんだろうと気になって。
調べたら6巻+短編集1冊が出たところで3年以上刊行ストップしてるそうな。ラノベ界ではそう珍しいことではない。ブラックブレットとか続き待ってるのに...
*今回も7人目が誰かを巡ってあーだこーだやってるが、ラストでとうとう明かされた。うーん、やっぱりか。
グリッドマンのおかげでなんとな~くその存在を思い出してはいたが、数日前に「TVアニメ六花の勇者の公式サイトが何者かによって書き換えられる」というニュースを見て、そういえば続きどうなったんだろうと気になって。
調べたら6巻+短編集1冊が出たところで3年以上刊行ストップしてるそうな。ラノベ界ではそう珍しいことではない。ブラックブレットとか続き待ってるのに...
*今回も7人目が誰かを巡ってあーだこーだやってるが、ラストでとうとう明かされた。うーん、やっぱりか。
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四谷のカルチャーセンターで出会った、千鶴、桃、真紀、公子。性格も学校も異なるけれど、それぞれ悩みを抱える彼女たちは、なぜかいつも講座でささやかな謎に遭遇する。芸術講座の講師たちから聞いた骨董コレクターの不可解な行動、創作講座で絶賛された作者不明の原稿。時にぶつかり、時に支え合いながら、事件を通して内面を見つめ直し成長する少女たちを描く、青春ミステリ。
ミステリというか青春成長モノになってしまったような印象で、主要4人がギクシャクしてマウント取り合っててつらい。
そこに頼れる大人の女性として登場するエリカ嬢も最初はいい印象だったのに視点人物が変わるにつれて「アレ?」ってなるし、とどめにオチがアレだし...てか時事ネタもいくつか挟んでるような。
ミステリというか青春成長モノになってしまったような印象で、主要4人がギクシャクしてマウント取り合っててつらい。
そこに頼れる大人の女性として登場するエリカ嬢も最初はいい印象だったのに視点人物が変わるにつれて「アレ?」ってなるし、とどめにオチがアレだし...てか時事ネタもいくつか挟んでるような。
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86―エイティシックス―Ep.4 アンダー・プレッシャー
2018年12月19日 読書
ついに運命の再会を果たしたシンとレーナ。どことなくいい雰囲気を醸し出す二人に、フレデリカとクレナは戦慄し、そして気を揉むライデンらの苦労は留まることを知らない。しかしそんな束の間の休息を破り、レーナを作戦司令とする新部隊に初任務が下った。共和国85区内北部、旧地下鉄ターミナル。地下深くに築かれたレギオンの拠点が、その口をあけて彼らを待つ。そこに見えるのは闇。レギオンの、共和国の、そして彼の国が虐げた者たちの、闇。シンとレーナ―二人が出会った後、初めての共闘を描く『Ep.4』!“地の底からの呼び声が、彼らに新たな試練を告げる。”
ようやく合流してヌルい展開になるのかな~って思って、前半はそんな日常的エピソードもあったけど後半はエグい。
メインキャラ死亡はしばらくなさそうだけれども、全体の雰囲気とかは1巻から壊れずに続いているので嬉しい。
ようやく合流してヌルい展開になるのかな~って思って、前半はそんな日常的エピソードもあったけど後半はエグい。
メインキャラ死亡はしばらくなさそうだけれども、全体の雰囲気とかは1巻から壊れずに続いているので嬉しい。
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京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道
2018年12月16日 読書
街歩きサークルの遠近倫人は、幻の古書を探すため、古本市でバイトを始めるが、不可解な万引き騒動に巻き込まれてしまう。そんな中、恋い焦がれる謎好き女子・青河幸の態度が急によそよそしくなり…。下鴨神社、鉄道博物館、時代祭…神出鬼没の謎解きバー「三号館」の妖艶な女マスターのヒントを頼りに、倫人はこじれた恋と謎に結論を出すことができるのか?青春の輝きと謎が夜空に舞う、京都ご当地ミステリー、第2弾。
前作よりも青春青春しててまぶしい。
ファンサービスの一環かルヴォワールシリーズの瓶賀流が出張ってきて謎解きしてくれるんだけど、おかげで蒼馬さんの存在意義がちょっと薄れるという。
前作よりも青春青春しててまぶしい。
ファンサービスの一環かルヴォワールシリーズの瓶賀流が出張ってきて謎解きしてくれるんだけど、おかげで蒼馬さんの存在意義がちょっと薄れるという。
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86―エイティシックス―Ep.3 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈下〉
2018年12月13日 読書
敵“レギオン”の電磁加速砲による数百キロ彼方からの攻撃は、シンのいたギアーデ連邦軍の前線に壊滅的被害を与え、レーナが残るサンマグノリア共和国の最終防衛線を吹き飛ばした。進退極まったギアーデ連邦軍は、1つの結論を出す。それはシンたち「エイティシックス」の面々を“槍の穂先”として、電磁加速砲搭載型“レギオン”の懐に―敵陣のド真ん中に突撃させるという、もはや作戦とは言えぬ作戦だった。だがその渦中にあって、シンは深い苦しみの中にあった。「兄」を倒し、共和国からも解放されたはず。それなのに。待望のEp.3“ギアーデ連邦編”後編。なぜ戦う、“死神”は。何のために。誰のために。
延々1巻ラストの時間軸にたどり着かないのかと思ったらあっさり追いついてしまったでござる。
かなり絶望的な状況ではあるけど、1巻ラストの未来が確定してる時点でハラハラは薄め。多分アニメ化するときは「1巻エピローグ以前まで→2巻→3巻→1巻エピローグ」って構成になるんじゃなかろか。
延々1巻ラストの時間軸にたどり着かないのかと思ったらあっさり追いついてしまったでござる。
かなり絶望的な状況ではあるけど、1巻ラストの未来が確定してる時点でハラハラは薄め。多分アニメ化するときは「1巻エピローグ以前まで→2巻→3巻→1巻エピローグ」って構成になるんじゃなかろか。
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86―エイティシックス―Ep.2 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈上〉
2018年12月12日 読書
共和国の指揮官・レーナとの非業の別れの後、隣国ギアーデ連邦へとたどり着いたシンたち“エイティシックス”の面々は保護され、一時の平穏を得る。だが―彼らは戦場に戻ることを選んだ。連邦軍に志願し、再び地獄の最前線へと立った彼らは、シンの“能力”によって予見された“レギオン”の大攻勢に向けて戦い続ける。そしてその傍らには、彼らよりさらに若い、年端もいかぬ少女であり、新たな仲間である「フレデリカ・ローゼンフォルト」の姿もあった。彼らはなぜ戦うのか。そして迫りくる“レギオン”の脅威を退ける術とは―?第23回電撃小説大賞“大賞”受賞作第2弾!シンとレーナの別れから、奇跡の邂逅へと至るまでの物語を描く“ギアーデ連邦編”前編!“死神は、居るべき場所へと呼ばれる”
前巻のラストからどう物語を続けるのか?とハラハラしてたら空白の2年間の話だったでござる。まぁそこは知りたかった部分でもあるからいいや。SAOも1巻のあと過去編だったし。
ただやっぱりレーナサイドのお話ももう少し描写があればよかったかも。
このまま「君の名は」みたいに2人がすれ違ったまま、1巻ラストまでの時間軸で延々話続けるんだろーか。
前巻のラストからどう物語を続けるのか?とハラハラしてたら空白の2年間の話だったでござる。まぁそこは知りたかった部分でもあるからいいや。SAOも1巻のあと過去編だったし。
ただやっぱりレーナサイドのお話ももう少し描写があればよかったかも。
このまま「君の名は」みたいに2人がすれ違ったまま、1巻ラストまでの時間軸で延々話続けるんだろーか。
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魔法科高校の劣等生(26) インベージョン編
2018年12月8日 読書
リーナが達也の許にたどり着く七十一時間前。ニューメキシコ州スターズ本部基地で起きた叛乱により、同隊ナンバーツーのカノープスは窮地に追い込まれる。一方、リーナは達也と深雪の手引きにより、四葉家が実質的に支配する三宅島の東約五十キロの海上に浮かぶ『巳焼島』へと潜伏先を移す。そして、再度、水波を連れ出すために病院襲撃を開始する光宣。それに対峙する七草三姉妹は彼を阻止できるのか!?侵攻する脅威―、侵入する悪意―。全世界の魔法師たちがぶつかり合おうとする時、達也の力が試される!!
みのるんの絵が邪悪よりになりすぎてて「美少...年...?」なのが若干気にはなったが、まぁいつものさすおに。
みのるんの絵が邪悪よりになりすぎてて「美少...年...?」なのが若干気にはなったが、まぁいつものさすおに。
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セシューズ・ハイ 議員探偵・漆原翔太郎
2018年12月1日 読書
急逝した父のあとをうけ、国会議員になった漆原翔太郎。
初登院早々に飛び出した問題発言や問題行動で、
支持率急落、早くも次の総選挙は赤信号!?
危機的状況に頭を痛める秘書・雲井進のもとに舞い込んだのは、
マンションの建設反対運動。
支持率アップのため翔太郎をけしかける雲井だったが、
唖然とする行動に出られてしまい……?
おバカな議員と堅物秘書の凸凹コンビが挑む、
謎解きとユーモアに溢れた五つのミステリー!
キョウカンカクの人の別シリーズ。
あっちとは違って日常系ユーモアミステリ、な感じで連作ということもあり例の誤推理畳み掛けは少ない(無くはない)んだけど、あっさりしててもそれなりに面白い。
初登院早々に飛び出した問題発言や問題行動で、
支持率急落、早くも次の総選挙は赤信号!?
危機的状況に頭を痛める秘書・雲井進のもとに舞い込んだのは、
マンションの建設反対運動。
支持率アップのため翔太郎をけしかける雲井だったが、
唖然とする行動に出られてしまい……?
おバカな議員と堅物秘書の凸凹コンビが挑む、
謎解きとユーモアに溢れた五つのミステリー!
キョウカンカクの人の別シリーズ。
あっちとは違って日常系ユーモアミステリ、な感じで連作ということもあり例の誤推理畳み掛けは少ない(無くはない)んだけど、あっさりしててもそれなりに面白い。
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86-エイティシックス-
2018年11月30日 読書
サンマグノリア共和国。そこは日々、隣国である「帝国」の無人兵器“レギオン”による侵略を受けていた。しかしその攻撃に対して、共和国側も同型兵器の開発に成功し、辛うじて犠牲を出すことなく、その脅威を退けていたのだった。そう―表向きは。本当は誰も死んでいないわけではなかった。共和国全85区画の外。“存在しない“第86区””。そこでは「エイティシックス」の烙印を押された少年少女たちが日夜“有人の無人機”として戦い続けていた―。死地へ向かう若者たちを率いる少年・シンと、遙か後方から、特殊通信で彼らの指揮を執る“指揮管制官”となった少女・レーナ。二人の激しくも悲しい戦いと、別れの物語が始まる―!第23回電撃小説大賞“大賞”の栄冠に輝いた傑作、堂々発進!
このラノ2018で2位取った作品を今更だけど初読。
あらすじ読んだだけでわかる、最近のラノベにはないヘヴィな話のかほり。
あとがきで作者もゲロってるが、エリア88を思い起こさせるハードなお話でハートガッチリキャッチ。
ラストで虚無感ややるせなさを爆発させて胃を重くさせた後のエピローグで「ああそういやこれラノベだったな」と思い出させてしまうのは、昔だったら「興ざめ」と切り捨ててたかもしれないけどエンタメとしては100%正しいと思う。珍しくラストシーンでじんわり涙ぐんじゃったし。
*とはいえ1巻で完結でもおかしくないようなラストシーンだっただけに、2巻以降が怖いなー。ただのよくあるラノベに墜ちてなきゃいいけど。
このラノ2018で2位取った作品を今更だけど初読。
あらすじ読んだだけでわかる、最近のラノベにはないヘヴィな話のかほり。
あとがきで作者もゲロってるが、エリア88を思い起こさせるハードなお話でハートガッチリキャッチ。
ラストで虚無感ややるせなさを爆発させて胃を重くさせた後のエピローグで「ああそういやこれラノベだったな」と思い出させてしまうのは、昔だったら「興ざめ」と切り捨ててたかもしれないけどエンタメとしては100%正しいと思う。珍しくラストシーンでじんわり涙ぐんじゃったし。
*とはいえ1巻で完結でもおかしくないようなラストシーンだっただけに、2巻以降が怖いなー。ただのよくあるラノベに墜ちてなきゃいいけど。
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