レベル96少女、不穏な夏休み
2017年1月31日 読書
見るからに怪しい山伏が中学校に現れ、市子を妖怪退治に連れだした。彼の名前は出屋敷春雅。市子の祖父だった。彼には善意しかなかった。しかし善意は時に人を追い詰める。幼い頃、市子の父・大雅が追い詰められたように。幸せな王子が、ツバメを追い詰めたように。(「貴方の人生は私のものではないのか」)ほか、純和風魔法美少女・出屋敷市子と護法である妖怪、友人たちのひと夏を描く、ほろ苦く切ないシリーズ短編4編を収録!
そこかしこにサブカル的なワードがちりばめられてて何年かした後に読み返したら陳腐化してるんじゃね?的な懸念はともかくオタ臭すぎるんじゃねー的な批判が来そうなのだが、作者ツイッター見てれば「うん、まあホンマに趣味だし」で納得できるようなそんな内容。
ところでつい先日のキンコン西野の炎上案件でこの作者さんも一言物申してたんだけど、偶然か11月刊行のこの本にも「対価を得ずにプロの仕事をしてはいけない」的なテーマが盛り込まれてて(ただし作中においては微妙に論点が違うが)ああだから一言言わずにはおられなかったんだなーと合点がいく次第。
そこかしこにサブカル的なワードがちりばめられてて何年かした後に読み返したら陳腐化してるんじゃね?的な懸念はともかくオタ臭すぎるんじゃねー的な批判が来そうなのだが、作者ツイッター見てれば「うん、まあホンマに趣味だし」で納得できるようなそんな内容。
ところでつい先日のキンコン西野の炎上案件でこの作者さんも一言物申してたんだけど、偶然か11月刊行のこの本にも「対価を得ずにプロの仕事をしてはいけない」的なテーマが盛り込まれてて(ただし作中においては微妙に論点が違うが)ああだから一言言わずにはおられなかったんだなーと合点がいく次第。
コメントをみる |

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。
ダンロンが終わって(以下同文
このテの設定のミステリはガチでSFやファンタジーだったりすることは稀で、誰かがキチってると相場が決まってるのでそうじゃないことを祈って...無駄だった。
さすがに3歳児があんな利発なわけがなかろー。
とにかく登場人物たちにことごとく救いがない。
ラストの解釈を考察サイトで見たときは「なるほど」と思って、そこだけは好きになった。
ダンロンが終わって(以下同文
このテの設定のミステリはガチでSFやファンタジーだったりすることは稀で、誰かがキチってると相場が決まってるのでそうじゃないことを祈って...無駄だった。
さすがに3歳児があんな利発なわけがなかろー。
とにかく登場人物たちにことごとく救いがない。
ラストの解釈を考察サイトで見たときは「なるほど」と思って、そこだけは好きになった。
コメントをみる |

連続殺人鬼 カエル男
2017年1月24日 読書
口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。街を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の犯行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに…。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の目的とは?正体とは?警察は犯人をとめることができるのか。
ダンロン終わってスパロボVまで時間があるので読書しよう!ってんで気ままに検索して出てきたページでオススメされてたんで読んでみた。
第一印象は「なんか昭和っぽい」
文体とか先輩刑事の喋り方とかキャラ造詣がなんか古臭いと言うか翻訳ミステリのような違和感を感じて、ホントに数年前の作品かと確認したレベル。
中盤の暴動も「ないわー」だったしオチはミッシングリンクものの大定番だし、精神異常者を便利に使いすぎてるしでうーん。
ていうか作者「さよならドビュッシー」の人だったのね。ドラマのほう見たことあるけど、そうと気付いていれば...
ダンロン終わってスパロボVまで時間があるので読書しよう!ってんで気ままに検索して出てきたページでオススメされてたんで読んでみた。
第一印象は「なんか昭和っぽい」
文体とか先輩刑事の喋り方とかキャラ造詣がなんか古臭いと言うか翻訳ミステリのような違和感を感じて、ホントに数年前の作品かと確認したレベル。
中盤の暴動も「ないわー」だったしオチはミッシングリンクものの大定番だし、精神異常者を便利に使いすぎてるしでうーん。
ていうか作者「さよならドビュッシー」の人だったのね。ドラマのほう見たことあるけど、そうと気付いていれば...
コメントをみる |

その可能性はすでに考えた(井上真偽)
2017年1月8日 読書
「謎はすべて解けました。これは――奇蹟です。」
この傑作を読まずして、今年のミステリは語れない!
かつて、カルト宗教団体が首を斬り落とす集団自殺を行った。
その十数年後、唯一の生き残りの少女は事件の謎を解くために、
青髪の探偵・上苙丞(うえおろじょう)と相棒のフーリンのもとを訪れる。
彼女の中に眠る、不可思議な記憶。
それは、ともに暮らした少年が首を切り落とされながらも、
少女の命を守るため、彼女を抱きかかえ運んだ、というものだった――。
首なし聖人の伝説を彷彿とさせる、その奇跡の正体とは……!?
探偵は、奇蹟がこの世に存在することを証明するため、
すべてのトリックが不成立であることを立証する!!
今年最初の読書は、このいかにもなPNといい表紙といいあらすじといいプンプン香るメフィスト臭さとバカミス風味がいやがおうにも期待を高めてくれるこの1冊。
読んでみるとやはり「毒入りチョコレート事件」風味の多重解決モノで、初期の古野まほろが大好物な自分には心地いい雰囲気。
だが悲しいかな、多重解決というには本作で提示される仮説の数は(具体数は言わんけど)少々物足りない。合間に奇天烈な登場人物たちとの茶番が挿入されるからだけど、そこは本作(というかキャラ萌え小説の側面として)のキモなんで外すわけにはいかない。初期まほろの本がとんでもない分厚さだったのはあれはあれで両取りするために必要だったのね。
とはいえ中々に先が楽しみ...っていうか続編が2016のミステリランキングで軒並み上位だったから本書に興味が沸いたのであって。早いうちに読もう。
この傑作を読まずして、今年のミステリは語れない!
かつて、カルト宗教団体が首を斬り落とす集団自殺を行った。
その十数年後、唯一の生き残りの少女は事件の謎を解くために、
青髪の探偵・上苙丞(うえおろじょう)と相棒のフーリンのもとを訪れる。
彼女の中に眠る、不可思議な記憶。
それは、ともに暮らした少年が首を切り落とされながらも、
少女の命を守るため、彼女を抱きかかえ運んだ、というものだった――。
首なし聖人の伝説を彷彿とさせる、その奇跡の正体とは……!?
探偵は、奇蹟がこの世に存在することを証明するため、
すべてのトリックが不成立であることを立証する!!
今年最初の読書は、このいかにもなPNといい表紙といいあらすじといいプンプン香るメフィスト臭さとバカミス風味がいやがおうにも期待を高めてくれるこの1冊。
読んでみるとやはり「毒入りチョコレート事件」風味の多重解決モノで、初期の古野まほろが大好物な自分には心地いい雰囲気。
だが悲しいかな、多重解決というには本作で提示される仮説の数は(具体数は言わんけど)少々物足りない。合間に奇天烈な登場人物たちとの茶番が挿入されるからだけど、そこは本作(というかキャラ萌え小説の側面として)のキモなんで外すわけにはいかない。初期まほろの本がとんでもない分厚さだったのはあれはあれで両取りするために必要だったのね。
とはいえ中々に先が楽しみ...っていうか続編が2016のミステリランキングで軒並み上位だったから本書に興味が沸いたのであって。早いうちに読もう。
コメントをみる |

かつて神様だった少女・千石撫子。夢を追い、現実に追いつめられる彼女は、式神童女・斧乃木余接の力を借りて、分身をつくることに成功する。
しかし4人の「撫子」達は、ばらばらに逃げ出してしまい……?
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
自分さえ、手に負えないのが青春だ。
ドラえもんの有名な1エピソードが元になった(ていうか作中で言及している)撫子主観の一編。
いろんな要素や伏線がきれいにハマって、読後感も希望に溢れるし久々に物語りシリーズではアタリの部類なのではなかろーか。
撫子と老倉とか、撫子と忍とかの今までになかった絡みも見れてシリーズ読者的な満足度も高い。
しかし4人の「撫子」達は、ばらばらに逃げ出してしまい……?
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
自分さえ、手に負えないのが青春だ。
ドラえもんの有名な1エピソードが元になった(ていうか作中で言及している)撫子主観の一編。
いろんな要素や伏線がきれいにハマって、読後感も希望に溢れるし久々に物語りシリーズではアタリの部類なのではなかろーか。
撫子と老倉とか、撫子と忍とかの今までになかった絡みも見れてシリーズ読者的な満足度も高い。
コメントをみる |

人類最強の請負人・哀川潤。再び忙しい日々を送る彼女のもとへ一人の青年が現れた。彼が発する圧倒的な敵意は、哀川潤をどこへ誘うのか!?『戯言』とは真逆に、『人間』離れし過ぎた、『最強』のアドベンチャー!
話がSFどころかファンタジーにまで及んだが、まぁ哀川さんだし。
ちょい怖だったりグロめだったりで読後感爽やかでないが「求愛」だけはなんかちょっといい話風のオチで。哀川さんキッチリあの歳まで生きるのね(或いはただの心象風景なのかも知れんけど)
話がSFどころかファンタジーにまで及んだが、まぁ哀川さんだし。
ちょい怖だったりグロめだったりで読後感爽やかでないが「求愛」だけはなんかちょっといい話風のオチで。哀川さんキッチリあの歳まで生きるのね(或いはただの心象風景なのかも知れんけど)
コメントをみる |

書物が駆逐される世界。旅を続ける英国人少年クリスは、検閲官に追われるユユと名乗る少女と出会う。追い詰められた二人を救おうと、突如現れた少年検閲官エノ。三人は、少女が追われる原因となった“小道具”をいち早く回収すべく、オルゴールを作り続ける海墟の洋館に向かったが…。そこで彼らを待っていたのはオルゴール職人たちを標的にした連続不可能殺人だった!先に到着していたもう一人の少年検閲官カルテの支配下に置かれた場所で、三人は犯人を突き止めるべく、トリックの解明に挑む。待望の“少年検閲官”シリーズ最新作。
前作が、特異な世界観設定を利用した力技トリックで唖然とさせられただけに今作にもそのテイストを期待したのだが、ミステリとしては捻ったことはせずオーソドックスに攻めてきた。
ただ、物語やキャラ的には魅力を増したようには思う。冒頭の挿話は残酷ながらも美しい。
前作が、特異な世界観設定を利用した力技トリックで唖然とさせられただけに今作にもそのテイストを期待したのだが、ミステリとしては捻ったことはせずオーソドックスに攻めてきた。
ただ、物語やキャラ的には魅力を増したようには思う。冒頭の挿話は残酷ながらも美しい。
コメントをみる |

特捜班危機一髪 警視庁特捜班ドットジェイピー
2016年11月9日 読書
警視庁の人寄せパンダと思われたドットジェイピーだが、ひょんなことから誘拐事件を解決し、一躍世間の脚光を浴びる。だが、その人気を快く思わない人物がひとり―ドットジェイピーに公衆の面前で恥ずかしい姿をさらされた篠原都知事だ。都知事はドットジェイピーの人気を失墜させ、解散に追い込もうと作戦を練る。そして新メンバーと称した刺客に、優秀な兄妹警官を送り込むが…。
前作でてからかな~り経ってるんで話とかキャラとかすっかり忘れてたが、読んでくうちに大体思い出した。
前作のようなメンバーの個性を生かした事件解決モノではなく、キャラ同士の絡み(いろんな意味で)に重点を置いたストーリーになってるんでそこが好き好きか。
前作でてからかな~り経ってるんで話とかキャラとかすっかり忘れてたが、読んでくうちに大体思い出した。
前作のようなメンバーの個性を生かした事件解決モノではなく、キャラ同士の絡み(いろんな意味で)に重点を置いたストーリーになってるんでそこが好き好きか。
コメントをみる |

さよならは明日の約束
2016年11月8日 読書
ノスタルジックでやわらかい、達意の本格ミステリー
長身で大食い、エキゾチックな顔立ちの本好き美少女エミールと、華奢な体格で普段は控えめだけど、ジャンク映画フリークで年上女性好き(?)男子のユキサキ。
ふたりの高校生が挑む、置き去りにされた謎とは!?
クソラノベ連続して読んだせいで久々に「ミステリ読みたい」ってなって見繕ってきた。
例によって西澤保彦の「推論に推論を重ねる」ノリが全編に渡って炸裂する連作短編でド安定。作中で「9マイルは遠すぎる」だけじゃなく、自作の「解体諸因」にまで触れるのは悪ノリだとは思ったがw
長身で大食い、エキゾチックな顔立ちの本好き美少女エミールと、華奢な体格で普段は控えめだけど、ジャンク映画フリークで年上女性好き(?)男子のユキサキ。
ふたりの高校生が挑む、置き去りにされた謎とは!?
クソラノベ連続して読んだせいで久々に「ミステリ読みたい」ってなって見繕ってきた。
例によって西澤保彦の「推論に推論を重ねる」ノリが全編に渡って炸裂する連作短編でド安定。作中で「9マイルは遠すぎる」だけじゃなく、自作の「解体諸因」にまで触れるのは悪ノリだとは思ったがw
コメントをみる |

魔剣の軍師と虹の兵団<アルクス・レギオン>II
2016年11月6日 読書
ティタニアでの奇跡的な勝利により、一躍その名を轟かせた「魔剣の軍師」ジュリオ率いる新生トレント王国。勢力を拡大させる彼らだったが、敵の強国ロンバルディアがこのまま黙っているはずがなかった。ジュリオたちの前に立ちはだかるのは、名うての将軍たち―裏切りの“吸血鬼”エスメラルダ、ジュリオに歪んだ愛を向ける宦官将軍チマブーロら。さらには、神槍の使い手“悪鬼”ことダンテ将軍率いるロンバルディア最強の黒狼兵団までもが、トレント討伐に動き出す。迫りくる強敵との決戦に、魔剣の軍師はアウトな英傑たちと捏造ではない伝説の歩みを進めることができるのか!?戦記界が騒然!伝説になってはいけない英雄たちの残念伝説、第2弾!
なんとかノリには慣れたが、その反面展開がスピーディーすぎるので「打ち切りまっしぐらなのか?」と危ぶんでしまった。一応4巻までは出てるみたい。
なんとかノリには慣れたが、その反面展開がスピーディーすぎるので「打ち切りまっしぐらなのか?」と危ぶんでしまった。一応4巻までは出てるみたい。
コメントをみる |

魔剣の軍師と虹の兵団<アルクス・レギオン>
2016年11月5日 読書
「魔剣の軍師」―類稀なる知略と武勇により、後世の歴史にその名を刻む天才軍師ジュリオ・ロッシの異名である。だが、彼の実像は、歴史書とはかけ離れた不埒な男。そして、そんな彼の下に集い、後の世に「虹の兵団」として語り継がれる古今無双の英傑たち―修道女ラン、金獅子トリスタン、弓聖の娘ロスヴァイセ―も、負けず劣らずのアウトな連中ばかりだった。これは、亡国の地トレントから大国に反旗を翻し、歴史上、最も「けしからん」奇跡をつむぐことになる、魔剣の軍師とその仲間たちの“伝説になってはいけない伝説”。奇才が贈る衝撃のファンタジー戦記、爆誕!
お、(P君が貸すラノベにしては)珍しく異世界転生モノじゃないじゃん!
と喜んだのも束の間、なんか色々ノリが残念過ぎて合わなさげ。
お、(P君が貸すラノベにしては)珍しく異世界転生モノじゃないじゃん!
と喜んだのも束の間、なんか色々ノリが残念過ぎて合わなさげ。
コメントをみる |

ウォーエルフ・オンライン (GA文庫)
2016年11月2日 読書
“ウォーエルフ・オンライン”―全世界で三千万人以上の常時接続のアカウントを持つ、体験型MMO。この壮大な仮想空間が唐突に、脱出不能なデスゲームと化した時…真の地獄が人類を待ち受けていた。現実として襲いかかる脅威の怪物!混乱に暴徒と化すプレイヤー!あらゆるステータス、参照不能!完全再現された血の匂い、痛覚!そして、普通の高校生・美作イツキにも不思議な奇跡が起こっていた。「お兄ちゃんっ、会いたかった!」「ナツキ?ここはいったい…?」現実世界では病で眠り続ける実の妹・ナツキとゲーム内での再会…。『仮想』と『現実』、二つの真実が、今ここに交差する!!
いつものMMOデスゲームの系譜。
終盤で明かされる敵の正体がなんていうか噴飯モノなのでそこで一気に醒める。いやまぁ超展開は別にいいんだけど、そこに至るまでの盛り上がりとか語り口とか色々ダメダメなだけにポカーンとするのよ。
2巻のあらすじを読んだらそこで打ち切り終了っぽいのでむべなるかな。
いつものMMOデスゲームの系譜。
終盤で明かされる敵の正体がなんていうか噴飯モノなのでそこで一気に醒める。いやまぁ超展開は別にいいんだけど、そこに至るまでの盛り上がりとか語り口とか色々ダメダメなだけにポカーンとするのよ。
2巻のあらすじを読んだらそこで打ち切り終了っぽいのでむべなるかな。
コメントをみる |

再臨勇者の復讐譚~勇者やめて元魔王と組みます~(1)
2016年10月29日 読書
異世界に召喚され、勇者として戦った高校生・天月伊織。彼は信じていた仲間達に殺されてしまうが、なぜか再び30年後の同じ世界に召喚された。かつて、自分が倒し損ねた魔王を討伐するための勇者として―そして、目の前にはかつて自分を裏切った仲間達の姿があった。「…後悔させてやるよ、俺を裏切ったことを」伊織は、同じく復讐を志す元魔王の少女と出会う。理想を捨て、この世界に再臨した勇者は、元魔王とともに復讐を開始する。「小説家になろう」発、大人気ファンタジー!
P5やってたのでクッソ久々の読書。
クリアしたので溜まった分を消化せねば...
*例によって異世界召喚モノなんだけど手を変え品を変え。今回は復讐譚テイスト。
主人公が殺人を躊躇わずキッチリ殺るので好感度は高い。
魔王様のキャラ的に考えて最終的な着地点がなんとなーく想像ついてしまうけど、見せ方に期待。
P5やってたのでクッソ久々の読書。
クリアしたので溜まった分を消化せねば...
*例によって異世界召喚モノなんだけど手を変え品を変え。今回は復讐譚テイスト。
主人公が殺人を躊躇わずキッチリ殺るので好感度は高い。
魔王様のキャラ的に考えて最終的な着地点がなんとなーく想像ついてしまうけど、見せ方に期待。
コメントをみる |

金色の文字使い (8) ‐勇者四人に巻き込まれたユニークチート‐
2016年9月18日 読書
日色の活躍により魔国に侵入した敵は一掃され、人間族も自国へと撤退、戦争は一時休戦となった。平和を望む魔王・イヴェアムと交わした約束と、永き時を生きる悪魔の少女・リリィンの夢のため、日色は戦争終結に力を貸すことを決める。そこで日色が出した特異な提案は、魔人族と獣人族が誇る最高戦力同士による代理戦争を行うことで―!?決戦の時。戦場に姿を現したのは、「お、おおおおおおひしゃしぶりでしゅ、ヒイロしゃんっ!」「しっかり喋れ、チビ」―かつての仲間・ミュアとアノールドだった!今、世界の“運命を決める決闘編”の狼煙が上がる!
相変わらずP君は1~2巻飛ばして貸すことが多くて御多分に漏れずコレもそうだんだが、本編内で前巻の内容を適度におさらいしてくれるので把握は楽だった。
本編は主人公マンセーがいい加減キツくなってきた...
相変わらずP君は1~2巻飛ばして貸すことが多くて御多分に漏れずコレもそうだんだが、本編内で前巻の内容を適度におさらいしてくれるので把握は楽だった。
本編は主人公マンセーがいい加減キツくなってきた...
コメントをみる |

ログインボーナスでスキルアップ ~寝て起きて成り上がる~
2016年9月9日 読書
落雷によって命を落としたコウタは、ある魔道書の力によって異世界に転生した。その際にコウタが獲得したのは、寝て起きるだけであらゆる魔法を覚えられる『ログインボーナス』という能力だった!毎日寝て起きるだけで指折りの戦力を持つことになったコウタは―しかし、田舎の街でただ気ままに暮らすことを選ぶ。魔法を覚えることが困難なその世界において貴重な魔法をどんどん覚えながらも、嫁を名乗る魔道書の少女・ソラスや街の仲間とともに、楽しく自由に過ごすコウタは、やがて異世界において、その名を上げていくことになり…!?寝て起きるだけで成り上がる物語、ここに開幕!!
えー、語るところがない...
えー、語るところがない...
コメントをみる |

新約 とある魔術の禁書目録 (16)
2016年8月30日 読書
上里翔流が消えてから三日。次なる戦いに身をうつした上条だったが、その先に待ち受けていたのは、水着姿の食蜂操祈や御坂美琴をはじめとする、お嬢様だらけの常盤台中学だった…?季節は冬。12月の学園都市―にもかかわらず、気温は摂氏50度を超えていた。原因不明の大熱波により、学園都市のインフラ全てが機能停止する中、その『予測不能な脅威』はやってきた。エレメント。灼熱地獄を這う異形の化け物。ヤツらに唯一対抗できる『右手』でもって、上条は激戦地へ向かうも多勢に無勢。そんな窮地に現れたのは、異形の機械『対魔術式駆動鎧』に包まれたあの少女で…?
雰囲気が違いすぎて「作者別作品のネタにする筈だったネタぶっ込んできたのか?」な前半。いくらなんでも学園都市脆弱すぎだろとかLV4以上の能力者たちならさすがにもっと何とかできんだろうとか思ってあんまり入り込めない。
後半のネタバレ展開でもってようやく禁書らしくなるが、あの野郎引っ張りすぎだよそんな大した敵なのかよとも思ったりで。くどいわー流石に。
雰囲気が違いすぎて「作者別作品のネタにする筈だったネタぶっ込んできたのか?」な前半。いくらなんでも学園都市脆弱すぎだろとかLV4以上の能力者たちならさすがにもっと何とかできんだろうとか思ってあんまり入り込めない。
後半のネタバレ展開でもってようやく禁書らしくなるが、あの野郎引っ張りすぎだよそんな大した敵なのかよとも思ったりで。くどいわー流石に。
コメントをみる |

新約 とある魔術の禁書目録 (15)
2016年8月18日 読書
「ぼくの『理想送り』ときみの『幻想殺し』。ぶつかったらどっちが勝つのかな?」神をも凌駕する右手を持つ少年二人の激突から一夜明け。上条当麻と上里翔流は、譲れない想いを胸に、学校の食堂で献立片手に睨み合う!?世界を賭けた戦いよりも留年の脅威を感じ、それどころではない上条。一方の上里も、なぜかフレンドリーに接してくる。これは意外にも熱き友情路線にルート変更か?と感じた刹那。街に半裸レインコートの少女が現れた。その半裸少女の正体は、謎の第三勢力…ではなく、あの上里さえも畏怖する妹・去鳴で―!?
新キャラとか展開とか意外に面白くて、特に上里が右手を切断されたときは「ざまぁぁぁぁぁぁ!!」と溜飲が下がった。よくやった。
御坂は闇落ちするようで回避したようで結局闇落ちだった。と思ったら次の巻の表紙がなんだこりゃ...
新キャラとか展開とか意外に面白くて、特に上里が右手を切断されたときは「ざまぁぁぁぁぁぁ!!」と溜飲が下がった。よくやった。
御坂は闇落ちするようで回避したようで結局闇落ちだった。と思ったら次の巻の表紙がなんだこりゃ...
コメントをみる |

黒鋼の魔紋修復士13
2016年8月9日 読書
ディヤウスとしての己の出自を知った上で、その手でメルディエトを葬ったディー。彼の苦悩を包み込むかのように、ヴァレリアはディーと結ばれる。一方その頃、カリンと決着をつけたいと願うダンテと、ついにルオーマに直接攻撃をかける用意を整えたルキウスとオルヴィエトはユールローグを出立する。それぞれの相手を迎え撃つべく、カリンが、シャキーラが、そしてディーとヴァレリアが最後の戦いに臨む!大人気ファンタジーアクション、堂々最終巻!!
「褐色眼鏡のアイツとか軍帽のアイツとかまだ全然決着ついとらんやんけ!」と思ったけど、それじゃ周りの国全部滅ぼすストーリーになっちゃうしラスボスとしてはあの親子でお話としてはまとまってるのね。
今時珍しい「異世界召喚」要素が無い正統派なファンタジーだったので応援はしてて、13巻というほぼやりきったであろうところでの簡潔なのでひとまずはよかったかなーと。
「褐色眼鏡のアイツとか軍帽のアイツとかまだ全然決着ついとらんやんけ!」と思ったけど、それじゃ周りの国全部滅ぼすストーリーになっちゃうしラスボスとしてはあの親子でお話としてはまとまってるのね。
今時珍しい「異世界召喚」要素が無い正統派なファンタジーだったので応援はしてて、13巻というほぼやりきったであろうところでの簡潔なのでひとまずはよかったかなーと。
コメントをみる |

ピトフーイのリアルな死をかけた第二回スクワッド・ジャムから約三ヶ月。突如アナウンスされた第三回大会に、レン、ピトフーイ、フカ次郎、エムの最強チーム“LPFM”が挑む!優勝候補筆頭と目される彼らを待ち受けていたのは、“時間経過とともに海へ沈むフィールド”“MAP中央に潜む“UNKNOWN”エリア”“無名チームの結託”という過酷な状況だった!―そして大会中盤、突如全プレイヤーに告げられる特別ルールとは!?時雨沢恵一&黒星紅白による「もう一つのソードアート・オンライン」が、再び動き出す!!
流石に何ていうかワンパターン?な感じがしなくもないけどまぁ面白いので。
「特別ルール」は大体予想していたとおりなので驚きはしなかったが、下巻への引きとしてはとてもよろしかった。下巻はよ。
流石に何ていうかワンパターン?な感じがしなくもないけどまぁ面白いので。
「特別ルール」は大体予想していたとおりなので驚きはしなかったが、下巻への引きとしてはとてもよろしかった。下巻はよ。
コメントをみる |

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術3 (講談社ラノベ文庫)
2016年7月20日 読書
MMORPGクロスレヴェリに似た異世界へ召喚されたディアヴロは、手違いで奴隷としてしまった豹人族のレムと、エルフのシェラを従え、異世界ライフを過ごしていた。そこへ魔族エデルガルトが現れて『レムの中に封じられている魔王クレブスクルムを復活させるのに協力しないか?』と持ちかけてくる。以前、レムの中の魔王を取り除く、と約束していたディアヴロは―内心は怯えつつも、いつもの魔王ロールプレイを発揮して、魔族の提案に乗ってしまう!「魔王クレブスクルムを復活させ、この俺が倒す!」ロールプレイVS本物!?いずれ世界を震撼させる魔王(演技)が絶対的な強さで突き進む異世界冒険譚、第三幕!
所々おかしい(頭が、の意味で)んだけど慣れてしまってそんな変にも感じることはなかった。ひっかかる表現のところはあるんだけどね。
所々おかしい(頭が、の意味で)んだけど慣れてしまってそんな変にも感じることはなかった。ひっかかる表現のところはあるんだけどね。
コメントをみる |
