JUDY AND MARY／LOVER SOUL
2004年12月10日 音楽
バスルーム
ラヴァー・ソウル(バッキング・トラック)
＞メルさん
＞愛人魂
っていうか普通にJAMの曲でありますから！残念！
アレだ、CDTVのゲストライブで「あなたと二人で〜」のトコ
音が上がりきってなくてトホホだったんだけど、
その後のランキングとか、プレイバックとかでも
この曲がかかるとき大抵そのシーンで更にトホホ。
＊それはそれとして、スパロボ早くやりたいねってことで↓
http://asame2.web.infoseek.co.jp/sjump.html（朝目新聞さんより）
ちなみにこっちは本物。DEATH NOTEキャラに格闘させんなよ...
http://www.jeux-france.com/images0_4_7227.html
渡辺美里／BREATH
2004年12月7日 音楽
Boys Cried(あの時からかもしれない)/Happy Together/It’s Tough
ミルク・ホールでおあいしましょう/BREATH/RICHじゃなくても
Born to Skip/Here Comes the Sun(ビートルズに会えなかった)
Pajama Time/風になれたら
神曲3曲を含む大ボリューム2枚組の2nd「Lovin’ You」と、美里の最高傑作にして最高のポップアルバム・4th「RIBBON」に挟まれて何とも地味な3rd。この3rdは作詞は全て渡辺美里自身が手がける。
当時からあんまり聴き込んだ記憶が無いアルバムですが、その中で印象的なのは「It’s Tough」と「Pajama Time」。
「It’s Tough」は伊秩弘将作曲。そーですあのSPEEDのプロデューサー。なんだか近未来的でサイバーな感じが（当時は）して、曲の中に出てくる街をイメージするとなぜか映画「ブレードランナー」のアレになってしまう自分。
「Pajama Time」は小室哲也サウンド。でも小室っぽくない。
こんなタイトルだけど実はバリバリのメッセージソング。
この川の流れが速すぎて泳げないときは この川の幅が広すぎて渡れないときは
この川を飛べる大きな翼今は無いから 漕ぎ出せるボート下さい
...と畳み掛けるサビ部分が好き。しかし今詞を見ると「なんだよ結局他力本願なのカYO！」とか思わなくも無かったり。
渡辺美里／Lovin’You
2004年11月30日 音楽
●HERE Side
Long Night/天使にかまれる/My Revolution/そばにいるよ
素敵になりたい/19才の秘かな欲望/This Moment/君はクロール
レジスタンス/MY Revolution(Hellow Version)
●THERE Side
悲しき願い(Here & There)/みつめていたい(Listen in your Heart)
言いだせないまま/雨よ降らないで/Steppin’ Now/男の子のように
A Happy Ending/Teenage Walk/嵐ヶ丘/Lovin’ You
渡辺美里の2nd。キャッチフレーズは「10代アーチスト初の2枚組オリジナルアルバム。
現在の冷静な印象としては「玉石混淆」。
2枚組20曲という前提がありきだったのか、要するに「おまえ10代で初の2枚組言いたいだけちゃうねんかと以下略」なので、本来ならばボツになるであろう曲が多く入ってる感じ（あえてドレとかは言わない）。
ただ、確かに「石ころ」も多いけれどそれが余計に「玉」を引き立たせているのも事実で。「My Revolution」は今更言わずもがなだけど「Teenage Walk」の瑞々しい鮮烈なパッションとか「Lovin’ You」のしっとりした哀愁感などは格別。
結局、そういうアルバムとしての曲の出来のバラツキとかも含めて「若さゆえの荒さ」で許容されてきた感は否めない。
ま、だからってキライじゃないんだけどね。
今年も紅白の出場歌手が決まりまして、淡白な顔触れと言われる中での目玉はやっぱりマツケンこと松平健でしょう。トリで唄って盛り上げて欲しいところです。
他に初出場では上戸彩、Orange Range、氣志團、大塚愛などが見モノです。上戸の高音部が全然出ない「エースをねらえ」とか生放送でやっていいのか、氣志團は怪我をしたギタリスト出れるのか。Orange Rangeは「NHKの受信料支払い率が悪い沖縄県対策に必ず沖縄出身の歌手を入れる枠がある」で入ったとか言う口さがない噂がありますが気にしない方向で。大塚愛は是非さくらんぼで。
その他
・小林幸子は出身地新潟に配慮して豪華衣装は自粛？
・ハロプロ枠が3つもありやがるよ！
・ジャニーズ枠1つだよ！それもTOKIOかよ！
・ていうかSMAP出ないし。ミスチルもサザンも
・○○が出るなら鯵缶とかBUMPのが良かったような
・倉木麻衣今度こそ中継とか我侭言わずNHKホールからだよな？
・ゆずはオリンピックでNHKに貸しがあるから断れなかったんだろうな
・てか赤組1組多くないか？ハロプロどっか括られるのか？
Somewhere/Glowin" up/すべて君のため/18才のライヴ
悲しいボーイフレンド/eyes/死んでるみたいに生きたくない
追いかけてレインボウ/レイジー・クレイジー・ブルーベリー・パイ
きみに会えて/Bye-Bye Yesterday
中高生の頃一番好きだったうたうたいは誰？と聞かれるとそれはJILLでも吉田美和でも笹野みちるでも中村あゆみでもなくて渡辺美里だったりするんだけど、今時そんなことを言うのはちょっと抵抗があったりする。
それは今現在の渡部美里のポジションというか立ち位置が非常に微妙になってて、「好き（あるいは”好きだった”）」と述べることがちょっと恥ずかしい、口憚らない言葉で言うと格好悪いことに思えたりするからで。時の流れは残酷だ。
＊まぁともかくデビューアルバム。
中期以降とこの頃の美里は声が別人のようだ。
それは、3rdあたりから腹式呼吸をバンバンやるようになって太く・ハスキーで・よく通る声質になったからで、毎年西武球場でマイクを一切使わず外野席の一番後ろまで声を響かせるパフォーマンスでもそれは伺える。
でこのころはどうだったかというと、腹から声を出してない。喉から搾り取っているような感じなので、細く弱弱しく儚げだ。今とは全然違う。正直ヘタい。
が、そこがよかった。
そういう不器用っぽさを漂わせた声に自分は魅かれたのであって、特に「死んでるみたいに生きたくない」のような十代の傷つきやすさ・激しさを表現した曲はあの声じゃないとダメだ。
さらに「きみに会えて」は今の声でやられたら絶対興醒めだ。あれはあの今にも消えてしまいそうな不安定な声だからこそ気持ちが伝わるんだと思う。
というわけで「世界の中心で愛をさけぶ」映画版の挿入歌に「きみに会えて」が使われていると今更ながら小耳に挟んだので。
映画のほうはこれっぽっちも見ちゃいないが。
Smile/紫陽花の詩/明日には笑えるように/雨の遊園地
12月のリング/青いベンチ/旅立つ君へ
先月ぐらいのオリコンWEEKLYで3位取ってたアルバム。
”男声フォークデュオはとりあえずチェックしてみる症候群”なので（うたいびとはねとかコブクロとか平川地一丁目とか）これもチェキしてみました。
ビジュアル...○
演奏...お約束だけどアコギ中心、音の厚さとかバラエティには乏しい
声...細い。「やわらかい」とか「やさしい」と表現することもできるだろうが、細い。あとあんまりハモりが重要じゃないっぽ。
詞...前向き。んでもってストレートすぎ。もうちょっと表現に工夫とか、ハッとさせる言い回しとか欲しい。
結論としては、ああいうポジティブなストレートさは若い女の子にはたまらないんだろーけど自分には合わないな、というところ。
フォレスト・ノーツ/雨あがりの観覧車/いつの日も/雪溶けの前に
ホリデイ・オブ・プラネット・アース/夢をみた/午前10時午後3時
君のてのひらから/夏草の線路/エコー・オブ・ホープ/野の花
高2のとき同じクラスになった柏崎君とは、音楽の趣味が似通っているということで知り合ってすぐ打ち解けたけど、その彼のフェイバリット・アーティストが遊佐未森だった。
遊佐未森の特徴は
・透明感あふれる高音部のヴォーカル
・幻想的な詞と曲（ケルトっぽい？）
・時々頭おかしいんじゃねーかこの女？というギリギリのラインまでイッちゃってるアレンジ・コーラス・ハーモニーのセンス
などが挙げられていますが。正直苦手な部類のボーカルさんでした。柏崎君と話をあわせるためだけに聞いていた記憶があります。
ただ、このアルバムの「夢をみた」だけは別格で好きでした。
曲そのものよりもPVが印象抜群で、
・真夜中の湖畔
・湖の上に巨大なスクリーンが吊るされており、花や風景のスライドが映写される
・そして湖畔で暗黒舞踊を踊る遊佐未森
という意味不明ギリギリの超幻想的で強烈な映像でした。チングラの暗黒舞踊もこれがルーツ...のわけはない。
今見るともしかして全然ショボい映像かもしれませんが。
＜参考URL＞
http://www.natsuzora.com/wish/impressions/yusamimori-hope.html
ZOO/からっぽのフィルム/ロシアン・ブルー/365日の戦争
パラダイス・シティ・ブルース/ウインター・ミュート
キッズ/You’ve got a friends/真っ白な月~ムーン・オン・ザ・ディステニー
今回の懐かCDは川村かおり。
歌はそんな上手くないです。ビジュアル、それも1stアルバムのジャケ写で好きになったクチです。
ちなみにこんなの↓
http://www.music.ne.jp/~kenken/kawamura_kaori.htm
身内には理由がモロバレっすね。ボーイッシュというかユニセックスというか。
彼女はロシア人とのハーフで、この「ZOO」のあとのシングル「神様が降りてくる夜」がやまかつTVで流れてブレイク。でもしばらくしてフェードアウト。
数年前にユースケ・サンタマリアのPV（ちなみにどれもドラマ仕立てで15〜30分ぐらいあるので当時フルに流れたことはほとんどない）で旅館の女将役やってたのを見たんですが、昔の良さは見る影もなく。
ボーイッシュな子がハタチ過ぎてヘタに女性的になると全てがぶち壊し、という典型で他に内田有紀とかもそう。前田愛もそうなりそう。
音楽的には結構どうでもいいんですが一応。
「ZOO」は数年前にフジのドラマでカンノがカバー。
ECHOSがオリジナルのように思われてますが初出は川村（作詞作曲は辻）。ECHOSのは川村の数年後のセルフカバー。
...なんだけど、カワムラスキーだった自分が有線で聞いてもカンノバージョンと川村バージョンの聴きわけができなかった。自分のダメ聴覚が無能なのかカンノが歌上手いのか、はたまたやっぱり川村がヘタなのか。
正直シングル「ZOO」はあまり好きじゃないです。このアルバムでイイと思った曲は「You"ve got a friends」と「真っ白な月〜Moon on the Destiny」。前者は友情曲、後者はしみじみとした名曲。
ASIAN KUNG-FU GENERATION/ソルファ
2004年10月19日 音楽
振動覚/リライト/君の街まで/マイワールド/夜の向こう
ラストシーン/サイレン/Re:Re:/24時/真夜中と真昼の夢
海岸通り/ループ＆ループ
鯵缶は曲だけを聴いても詞が映像として伝わってこないので、今回は借りずに購入。
FEのせいでまだ1回ぐらいしか聴けてない...
ミチルマアチ/君のマンションへ集合/でくのぼうが泣く
サイレントメビウス〜sailing/工事現場にカンパイ/なんにもない日々
Harmony/言わせてダーリン/わんちゃんが死んじゃった/Surrender
ひとつとなるところへ/大きなあくびと小さなキス
東京少年の最後のオリジナルアルバム。
笹野みちるがもう完全にやる気を無くして、表向きは「学業に専念するため」という名目で解散するにあたり作られたアルバムなので、曲のほとんどが「諦観」「悲観」「達観」で占められ、更には宗教的なところに逃げてしまっている一品。いや、まぁ、コレもひとつの解散という”コンセプトアルバム”として捕らえるとむしろ味わい深いけど。
最後なので全曲紹介。
＃1 ミチルマアチ
インスト。マーチだけど何だか物悲しい。刷り込みのせいだろうか。
＃2 君のマンションへ集合
友人が会社を辞めたので、みんなでマンションへ集合して徹夜で酒盛りだ！という曲。すでにここからして「人生うまくいかないね」臭が漂ってくる。
＃3 でくのぼうが泣く
会社で「でくのぼう」「やめていいよ」と言われた人の歌。
曲中で出てくる課長さんが「出張先でポックリ」とかいうフレーズがあるんで、多分過労死が社会問題してた時のだろう。
サビに「lonely 神さま 笑ってよ 僕を見ててよ ねぇ」と早くも神様登場。危険。
＃4 サイレントメビウス〜Sailing
あのサイレントメビウスが映画化したときのテーマソングである。ちなみに同時上映はアルスラーン戦記だった。はやく続きを書きやがれ田中芳樹。
ともかく、タイアップモノなのに全然サイメビぽさがないのが流石というか投げてるというか。タイトルに「サイレントメビウス」ってあるのは後で無理矢理押し込んだからで、それがサブタイの「Sailing」に出てるんじゃないかと勝手に想像。
あ、サビにて「天の声 聞こえたら 駆け出していこう」とあります。デムパ受信したみたいです。
＃5 工事現場にカンパイ
国を飛び出して東京の工事現場でバイトして、オジサンたちと酒を酌み交わす若者の歌。リアルリアリティ。
＃6 なんにもない日々
ほんとになんにもするべきことがない日々の歌。特に盛り上がりとかハッとするような語句はないんだけど、その「なんにもない」さがとても泣ける。どのぐらい泣けるかっつーと、解散ライブにて笹野が唯一曲中で感極まって歌えなくなってしまったのがこの曲の「これからの 事なんか わからない」というところだったぐらい。
恐らく解散後の自分を想像して書いた曲だと思われ。そんな悲しいなら解散するな、と。
で、この曲にも「神様と 優しさに まかせよう」と神様がフレーズに登場。
＃7 Harmony
冒頭にて「誰かがさよなら 小さくいち抜けた」とあるけど要するに笹野自身のこと。
自分から解散言い出しといて、同じ曲中で「思い出してあの頃の 溶け合う涙を 取り戻してあの頃を 光の中へ」とか言っちゃうんだから世話ねーよって気もする。曲としては結構好きだけど。
＃8 言わせてダーリン
このアルバムの中では明るめなナンバーだけど、内容的にはダーリンに言いたいことさんざんぶちまけて「もうそろそろ 終わりにしましょう」と三行半を突きつけるという...。”ダーリン！＝東京少年そのもの、というのは少々穿ち過ぎな説なのであんま一般的ではない。
＃9 わんちゃんが死んじゃった
10年以上飼ってたわんちゃんが死んじゃって、雲になっちゃった...という詞をノリノリのビートに刻んでシャウト気味に歌うというとんでもねーナンバー。「僕らだって いつの日か 雲になる」とか、かなり怖い。
＃10 Surrender
高校時代最初にこのタイトル聞いたときは「スレンダー？」とか勘違い。その後遊戯王の遊戯VS孔雀舞戦にて「サレンダー＝降参」ということを初めて知ったのは内緒だ。
曲中に「カードゲーム」という単語が出てくるけど当然これはポーカーとかブラックジャックのこと。
やっぱりこの曲もタイトルが示すとおり「諦めましょう」「白旗あげましょう」な曲で、最後には「ハレルヤ 心のままに」と神にすがってます。そろそろマジヤバです。
＃11 ひとつとなるところへ
これはもうなんというか、劇場版エヴァというか、よくある新興宗教の示す”極楽”というか。
ああ 降り注ぐ ああ 降りてくる
僕の上に確かな光を 永遠に続く小さな道を信じていこう 信じていこう
ああ 降り注ぐ ああ 降りてくる
僕の上に新しい光を ひとつとなるところへ導かれて
最後のほうずっとこんなフレーズがリフレイン。
当時はちょっとカンドーだけど今見ると洗脳ソングのようにすら見えてしまうから不思議。
＃12 大きなあくびと小さなキス
1分ぐらいの小曲。最後を締める、本来の東京少年らしいほのぼのな曲。
ちなみにこのアルバムで笹野が作曲担当したのはこれとミチルマアチのみ（詞は全曲笹野）。象徴的。
と・いうわけで、当時は「もしかして笹野、新興宗教とか危ない方面に走っちゃうんじゃ...」と危惧もしたわけですが幸いそんなこともなく。そのかわりカミングアウトなわけで。
昨日今日と何故か有線で聖飢魔2の「蝋人形の館」がかかりました。かなり懐かしい。
そういえば当事月刊OUTでこれの「お前も蝋人形にしてやろうかぁ!?」という閣下のセリフのパロで、
「お前も浪人にしてやろうかぁ!?」
っていうのがあったなぁ、とフト思い出しました。
東京少年/もーいいかい
2004年10月11日 音楽
シャイ・シャイ・ジャパニーズ/プレゼント/ホント?モット!ズット!!
君の歌に僕をのせて(インナー・ヴァージョン)/ゴー!ゴー!ハラッパ~全ては僕らの間にあること
陽のあたる坂道で(リミックス・ヴァージョン)/トビキリの朝
どっかいっちゃった/針とパズル/コギト・エルゴ・スム
ワンス・アポン・ア・タイム/ムーミン/ジョギングシンガー
れんがの学校(リミックス・ヴァージョン)/ハイスクールデイズ
東京少年5th。ベストアルバムなので曲に関しては特にコメントすることもない。選曲は外してないので、入門CDとしてはお勧め。どうせ今では￥280ぐらいだろうし。
東京少年/陽のあたる坂道で
2004年10月5日 音楽
陽のあたる坂道で/トビキリの朝
バック・トゥ・ザ・チャイム/GO!GO!HARAPPA〜全ては僕らの間にあること
マウンテンサイクル。ていうか昔はいっぱいCD買ってたんだね俺。音楽系部活の端くれだったし。
これは東京少年の4th。ミニアルバムなので4曲しか入っていないが内容は濃い。
＃1「陽のあたる坂道で」は東京少年の代表曲。どんぐらい代表曲かって言うと、解散コンサートの大トリを飾るぐらい。
んで、ラブソングだけど別れの歌。すげぇ切ない。
なにせ「Love You，So Long」ですよ。ニホンゴでゆーと「あいしてるよ、サヨナラ」ですぜ。なんかチェッカーズに似たようなタイトルあったけど気にしない。
詞は例によってちょっと抽象的、ていうか禅問答？のような。
なんか、自分自身を客観的に突き放して見ているような感じ。
詞はこれ↓
http://obu.vis.ne.jp/choba/songs/sasano_songs/hinoataru_sakamichi.html
あと、これのPV撮影したのは今をときめく岩井俊二。結構有名な話らしい。
＃4は2ndアルバムの「原っぱの真ん中で」を、真っ当にPOPソングに仕立てたもの。
Aメロは共通だけどメジャーコードで、Bメロは新規。毒々しさが消えて本来あるべき姿に立ち戻ったような印象。逆に言えばコレがあるからこそあっちの異常さが引き立つような感じ。
大黒摩季とフレンズ/COPY BAND GENERATION vol.1(CCCD)
2004年9月27日 音楽
フレンズ/激しい雨が/バスルームから愛をこめて
どこまでも行こう/翼の折れたエンジェル/SOMEDAY/HERO
CDTVとかTVCMでこの秋公開の映画「スクールウォーズ」の映像と共に、大黒摩季がカバーする「HERO」の一部がかかるので気になって、シングルいつ出るのかな〜と思っていたら既にアルバムが出たいた。早速試聴。
選曲的には＃1・＃5・＃6・＃7がツボなんだけど、大黒の声質にはあんまり合っていない気がした。特に肝心の＃7「HERO」が。
演奏は無駄に豪華。それもその筈でメンバーが恩田快人（元JAM）真矢（元LUNA SEA）土屋公平（元レベッカ）等。...なんか最近同じようなパターンのを見たことあるような気がするが、アレよりもグレードはアップしてるような。
＊しかしね、やっぱりコピーじゃ物足りないので、マウンテンサイクルからこんなの引っ張り出してみたり。
http://www.excite.co.jp/music/song/4988003046224/
「麻倉未稀CM・主題歌集」
＃8「HERO（スクールウォーズ主題歌）」＃9「RUNAWAY（乳兄弟主題歌）」＃10「What a feeling-Flashdance（スチュワーデス物語主題歌）」の3連荘である一定以上の年齢の人はメロメロさね。
なんでこんなん所持してんだ俺...
東京少年/僕等をさがしに
2004年9月19日 音楽
地球の上にて~プロローグ/僕をさがしに/よりみち
君の歌に僕をのせて~インナー・ヴァージョン/ウンパ大王
プレゼント/カケラ達のキャンパス/ホント?モット!ズット!!
おうちの事情/MOMENTAUFNAHMEN/地球の上にて~リプライズ
アクセス解析したら「東京少年 笹野みちる」でヒットしてたんで驚き。他にも「BL コミック 1位」などというワードでも検索されてましたがそれはどうかと。もっと一杯ヘンなワードで検索されてそうなんですがLOGが50件なんで補足しきれません。
そんなわけで東京少年のアルバムは記念に全部レビュっちまおうというこの企画。しかしこの3rd、当時から好きじゃなくてあんまり聞き込んでないんで思い入れが...
久しぶりに聞いたんですが、BESTアルバムに収録されてる曲以外全然記憶に無いのに衝撃。MOMENTAUFNAHMENなんかは詞が強烈で、今になって見ると趣があります。
ちなみにこんなの。
存在の関係 逸脱の恐怖において
感情が揺れて 考えが次第に働く
反抗の原点 虚無的な平面のねじれ
理解困難 やがて接触を絶つ
傲慢な主体の ぞんざいな発展の歴史
”存在は対立”−根底に強迫観念
概念の空転 目的と 手段の混乱
出合いすら既に 産業に うんと組み込まれ
...なんじゃこの＜ピー＞な歌詞は。そりゃ当時高校生はヒクわ。
さらにCDではノイジーなエフェクトかかるので何て言ってるのか聞き取れないし。
でまぁ、あんまり聞き所のないこのアルバムですが意義があるとしたら「ホント？モット！ズット！！」でしょーか。
1番では「女の子」の「アタシ」が「キミ」を「カワイイ」と歌っており、
2番では「知的でクールで討論好きのキレる女」が「キミ」に「カワイイ」と言われて「うれしい」と歌っています。
それぞれバラバラの出来事とも取れますが、1番の「アタシ」が2番の「キミ」で1番の「キミ」が2番の「キレる女」と解釈するのが定説。つまり百合の歌。
こんな時期から笹野はカミングアウトしてたんだな〜という、歴史的な意義がある曲です。まぁそんだけ。
Ai / DEAR FRIENDS
2004年9月18日 音楽
DEAR FRIENDS(INSTRUMENTAL)
元々は十数年前のPERSONZっつーバンドの曲。部活の友人がコピーバンドやってたので印象が強いという。
今日有線でヒスブルみたいな声のDEAR FRIENDSが流れて「ナニコレ...」とちょっとアンニュイな気分で検索。出てきたのがコレ
http://wmg.jp/ai/
バックバンドが凄い。元UNICORNに元ジュンスカに元LINDBERG、んで元PERSONZの本田氏。懐かしすぎる。アレな再就職先という説は却下、ええ却下。
あ、忘れてたけど曲自体（無論原曲のほう）は超スキ。昔っから友情/仲間ソングには無条件で弱いので。中村あゆみの「ともだち」とか。
ゆず / 1 〜one〜
2004年9月14日 音楽
わだち/1/シュミのハバ/桜木町/白鳥/ウソッぱち
命果てるまで/積み木ゲーム/歩行者優先/夏祭り
蛍光灯の先/夢の地図/栄光の架橋
とりあえず岩曲のために買ってるゆず。
最近のは詞がクサめというか普遍的になりすぎてるきらいがあって身近っぽさとかに欠けるけど今回もあまり変わらず。
でも「命果てるまで」の無駄に熱くてイケイケなノリは好ましかったし、「蛍光灯の先」はしみじみしんみりな詞が心に染入る曲。先行シングル収録曲が5曲も合るんでお得感は薄いが、「トビラ」以降では結構上位。
あ、ジャケはパステル調の色使いがとってもキュート。さすがは村上隆の仕事。
死ニ至ル病、或いは東京少年/原っぱの真ん中で 或いは日記の穴埋め
2004年9月9日 音楽
マウンテン・サイクル発掘第2弾
#1 原っぱの真ん中で~Prologue~
このアルバムのメインになってる"原っぱの真ん中で"という曲の第1主題のみを抽出したプロローグ。
原っぱの真ん中で いつか
語り合えればいいよね
遠くまで見つめてる 君と
透きとおる風の中で
というほのぼの系な詩で曲調ものどか。しかしこれが...
#2 針とパズル
1コーラス目と2コーラス目で詩の密度が倍になるっつー変わった曲。推定形で終わるのが多くなげやりな感じ？
#3 コギト・エルゴ・スム
コギト・エルゴ・スム＝「我思フ故ニ我在リ」＝哲学者デカルトの言葉。意味深な歌詞が多いこのアルバムの中でもモロ哲学なタイトルなので難解かと思いきや、実は結構解りやすい。
#4〜#8は語ることないんで削除
#9 どっかいっちゃった
恋人に貰った指輪を失くしてパニくる...という歌。サビのはっちゃけ具合とAメロのドスの利いた低音具合のギャップが激しく、そこが聞き所。
#10・#11・#12省略
#13 原っぱの真ん中で
このアルバムのメイン曲。
~Prologue~と同じメロディ・詩だがコードがマイナー進行になり、伴奏も不協和音のアルペジオになって不安感が前面に押し出され180度違う曲調になっている。
更に第2主題では
死に至る病とは絶望のことである
死に至る病とは絶望のことである
とひたすらノイジィなエフェクトで連呼。なんかスゲェ。第1主題とどう繋がるのかさっぱりワカラン。ちなみに「死に至る病」は哲学者キルケゴールの書の名前。ゲリオン16話は96年でこのアルバムは89年なので、念のため。
#14 上を向いたつむじ
落ち込んで下を向いていても、ゆむじは上を向いているよ...
っつー童謡調の曲。
全編を通してポロンポロンと奏でられる鉄琴のような楽器が印象的。実はこれの解散ライブ見に行って、この曲がラス1前だったんで生で見ましたが鉄琴風の楽器の正体は”おもちゃのピアノ”そう、ドカベンの殿馬がよく弾いてるアレ。一人で胡坐かいて真っ暗な中スポットライトだけで弾いてるさまはただ唖然。でも名曲。
東京少年は、88年にVo.の笹野みちるが中心になって作られたバンド。
ただし笹野主導ではなく事務所が笹野を売り出すために結成されたバンドで、
このファーストアルバムでは後のメンバーもまだ決まっておらず参加していない。
数年後彼女は、アイドル的に自分を売り出そうとする事務所のやりかたに嫌気が差し、
表面上は"学業復帰のため"東京少年を解散させる。
数年後、笹野はソロ・アーティストとして復帰。
そして95年、著書「Coming Out」にてカミングアウト。
もっとも、いくつかの曲やラジオでの発言、ライブでのMCで
ファンもだいたい判っていて、騒いだのはワイドショーだけだったという。
自分がかつて東京少年に、いや佐野みちるに魅かれたのは
彼女のこうしたパーソナリティに自分なりに共感するものがあったんだろうな〜っと。
それはまぁ余談。
といわけでレビュー機能を試しに使ってみるの巻。
#1.ジョギング・シンガー
東京少年の特徴の一つである「ブリティッシュっぽい重厚なリズム＆ギター」と
ほのぼのな歌詞のギャップがいきなり垣間見える。
"人に言わせりゃそこそこうまいボーカリストの僕"と言い切るあたりさすが。
#2.15 to 16
中学から高校への少年の微妙な心の揺れを...
てほど大上段でなく、ユルユルに描いた一作
#3.ハイスクール・デイズ
笹野の詩には学生時代の郷愁をたまらなく思い起こさせるものが多いが、その最右翼に位置する作。
「高校を卒業しても友達でいようね」と誓い合った「君」と「僕」だけど...という詩は、
実際そういう経験があるかないかによってシンクロ度が段違い。
ちなみに俺にはある。
また全編を通して刻まれるギター四分音符は"時計の秒針"で時が無情に過ぎ去っていくことを暗示しているが、
サビの高校時代を回想しているメロでは刻まれず、代わりに学校のチャイムを思わせるゆったりした旋律が流れる。深い。
#4.道の上
笹野の詩の特徴は大きく分けて3つあり、それぞれ
「ほのぼのストーリー調」「童謡調」そして「難解哲学調」である。
このタイトルは童謡調の曲・詩だが、その意味するところは非常に難解であり
10年以上経った今でもよく解らない。深い。
#5.秋の夜長に
コドモから大人になって、過去の輝いた日々を懐かしみ取り戻そう...な曲。
後ろ向きでちょっと鬱入る。
#6.性差別
アレなタイトルだけど重くは無く、むしろアッケラカンで明るい。
後のカミングアウトのことを考えると、この場合の「性」は"セックス"ではなく"ジェンダー"のことではないか、
とか深読みしたり。
#7.少年の夢
テーマとしては「世界にひとつだけの花」と真逆で、
一番になれくって打ちのめされた、と歌うナンバー。
「そこから這い上がろう」とか「ナンバーワンになれなくてもいい」とかいう前向きなことを言うでもなく、
あきらめて終わり...というスゲー歌詞。
ラスト2行の詩が「とんだ最近の...」から「とんだ昔の...」と一気に時が進んでるので
そこは深読みすべきトコかもしれない。
#8.タッチ交代
少年期の倦怠感・不安感をスカッと吹き飛ばすような歌詞...
で解釈はいいんだろうか。自信もてない。
ライブでは盛り上がり極だったんだけど。
#9.ムーミン
あのムーミンかというとそうではなく、かといって「じゃ何?」と聞かれても「さぁ?」としか。
ゆったりとした癒し系の曲。
#10.れんがの学校
U2のような重厚なリズムサウンドにほのぼのとした学園生活のストーリーが乗っかるという
ミスマッチの局地でありながら超名曲。
話の内容は要約すると、
チビでミソッカスな"僕"と、優しくて優等生の"君"
僕と君はともだち。だけど君は誰にも優しくどんどん人気者に。
対抗心で僕は目立つためにグレてはしゃぎまわって
でもなんだか心は満たされなくて
それでも君は今までと変わらず接してくれて...
ゴメン、ホントは君と友達でいたいんだ
まぁ、そのままBLコミックに持っていって差し支えないストーリーですな。
このへんやっぱり彼女のパーソナリティーが垣間見える。
で、この曲を名曲認定するかどうかはまぁ、
"似たような経験があるかないか"がキーポイントなわけで。
自分の場合...え、え〜と、ウチの母校の校舎は鉄筋製なんだけど図書館の建物だけ煉瓦作りで
「あ〜俺んトコ"れんがの学校"だァ〜」と喜んだっけなぁ...
ところでこの曲に限らず笹野の曲の主人公は"僕"で相手役は"君"なのが多い。
大体の場合視聴者は「男の子同士」を想定するかと思われるが、
実は曲の中に性別を確定させる要素が何一つ無い場合がほとんどで
聞き方によっては男女の歌に受け取ったり（笹野自身の事を考慮して）女の子同士と受け取ることもできる。
まるでミステリの叙述トリック。実際男女の歌と思わせて女の子同士の恋愛を歌った曲も後のアルバムに収録されてるし。
#11.空の下
ゆったり、雄大な感じの曲。
アルバムの最後に相応しい曲ではあるが、特に思い入れはなし。
＊長々とレビューなんかやったのはなぜかっつーと、
・日記BLOGにすっけどタイトル考えなくちゃ
↓
・手持ちのCDのタイトルから適当に拝借すっか
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・マウンテンサイクルから東京少年のCD出てきたよ、ナツカシー
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・1曲だと芸内からこの#4と#11繋げてタイトルにしよう
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・ついでにタグの練習兼ねてレビュー機能って奴試しにつかってみよう
...な流れです。長々とスマソ。
