まさか自分が、死んだ子の歳を数えるような真似をすることになるなんてねぇ。
てなことでこの1年はほぼ読書感想文しか書いてないわけですが、もちろん本だけしか読まずに生きているわけではなく普通に仕事してます。
いい節目なのでこの1年のことをつらつらと。
*店を畳む事にした僕だけれども、特にその後のあてやビジョンがあったわけでもなく。
自分らの世代は銀英伝に毒されてるので「さっさと退職して余生は年金で暮らしたい」という理想を持ってたりはしたのですが、年金受給まではまだ先が長いしそもそもろくな金額貰えそうにも無い。
とはいえ44歳で元TCG屋じゃ、他業種のロクな正社員は望めないし同業は年齢制限あるしそもそも俺TCG詳しくない()。
色々迷った挙句「マンション管理人でもやって静かに暮らしたい」という結論に至るのが2017の年末ごろ。うーん振り返るとかなりヤバい思考ですね。
んで廃業後に就職活動を開始するのですが、難易度的に楽勝と思われたのに3件ぐらい連続で落ちるのね。
さすがにおかしい、と業界の実態をハロワの人に聞いたりぐぐったりしたら「マンション管理人業界は高齢者を雇うことで国から補助金が出るから、若い人はそうそう受からない」って。
ああ...俺はなんて無駄な時間を...
応募→面接→可否通知に1件10日~2週間ぐらいかけてたので、この時点で一月半経過。そろそろプー脱却せねば...
(ちなみにこの期間、なるべく金を使わないように生活してたのでゲームも買わず面接以外の遠出もせず日中の暇つぶしは図書館という生活、1日に1冊以上のペースで読書が進む...)
んでまぁ、普通に職探すことにして。事務とか営業は未経験なので避けて...やっぱり小売かぁ。それしか無いかぁ。
思えば自分、子供やマニアでない「一般の」客が凄い苦手で。カードショップでなら常識な「開封済みパックの返品は不可」「シングルカードの入荷予約は不可」が通じなかったりしたし。
あと押しの強いご老人は更に苦手。
しかし自分の得意分野系の小売といえば、TCG・テレビゲーム・本・模型・トイ...見事に右肩ばっかりでもし雇ってもらえたとしても定年を無事に迎えられるか。
となると苦手だろうと高齢者向けの小売、あと通販に負けない分野の小売、あと大手資本。
そんなこんなで家から5分の某小売に応募して、受かり、5月末から働き始めることに。
*そこは末端も合わせれば全従業員100人以上の大規模店。
部門は20以上に分かれており、自分担当の部門の1日の売上がうっとこの一週間分ぐらいあるという世界。
全店売上だと数日でうっとこの1年分に相当する売上になるので「俺がこれまでやってきたことって一体...」と最初のうちはかるちゃぁしょっくを受けた。慣れたけど。
懸念だった一般人への接客は、最初の数ヶ月は自分が不慣れなこともあってお客さん怒らせることも多々あったり、ていうか明らかにアレなお客さんも実際多くて心労の日々。
だけどもそっちも段々と慣れてって、アレなお客さんに遭遇する割合も秋以降はめっきりなくなって落ち着いた。
しかしアレだ、転職してわかったがお客のじーちゃんばーちゃんから見ると俺はやっぱり実年齢よりだいぶ若く見えるらしくて、なんかやらかしても「あんたバイトさん?」「はい」で大目に見てもらえるという。得だ。
自分恐らく実年齢だとほとんどの社員さん+半分ぐらいのパート・バイトさんより年上なんだろうけど、童顔のおかげで変に気を使われることなく勤められてるような気もする。力仕事に容赦なく駆り出されるのはアレだけど。
*あと週休二日という夢のような制度が現実にあるということをこの歳になって初めて知った。
なんだよこれ2日か3日おきにお休みがあるって天国か。
家から近いってのも快適だな。よくもまぁ俺20年以上も、片道自転車で35分の距離を毎日漕いでいられたな。
てなことでこの1年はほぼ読書感想文しか書いてないわけですが、もちろん本だけしか読まずに生きているわけではなく普通に仕事してます。
いい節目なのでこの1年のことをつらつらと。
*店を畳む事にした僕だけれども、特にその後のあてやビジョンがあったわけでもなく。
自分らの世代は銀英伝に毒されてるので「さっさと退職して余生は年金で暮らしたい」という理想を持ってたりはしたのですが、年金受給まではまだ先が長いしそもそもろくな金額貰えそうにも無い。
とはいえ44歳で元TCG屋じゃ、他業種のロクな正社員は望めないし同業は年齢制限あるしそもそも俺TCG詳しくない()。
色々迷った挙句「マンション管理人でもやって静かに暮らしたい」という結論に至るのが2017の年末ごろ。うーん振り返るとかなりヤバい思考ですね。
んで廃業後に就職活動を開始するのですが、難易度的に楽勝と思われたのに3件ぐらい連続で落ちるのね。
さすがにおかしい、と業界の実態をハロワの人に聞いたりぐぐったりしたら「マンション管理人業界は高齢者を雇うことで国から補助金が出るから、若い人はそうそう受からない」って。
ああ...俺はなんて無駄な時間を...
応募→面接→可否通知に1件10日~2週間ぐらいかけてたので、この時点で一月半経過。そろそろプー脱却せねば...
(ちなみにこの期間、なるべく金を使わないように生活してたのでゲームも買わず面接以外の遠出もせず日中の暇つぶしは図書館という生活、1日に1冊以上のペースで読書が進む...)
んでまぁ、普通に職探すことにして。事務とか営業は未経験なので避けて...やっぱり小売かぁ。それしか無いかぁ。
思えば自分、子供やマニアでない「一般の」客が凄い苦手で。カードショップでなら常識な「開封済みパックの返品は不可」「シングルカードの入荷予約は不可」が通じなかったりしたし。
あと押しの強いご老人は更に苦手。
しかし自分の得意分野系の小売といえば、TCG・テレビゲーム・本・模型・トイ...見事に右肩ばっかりでもし雇ってもらえたとしても定年を無事に迎えられるか。
となると苦手だろうと高齢者向けの小売、あと通販に負けない分野の小売、あと大手資本。
そんなこんなで家から5分の某小売に応募して、受かり、5月末から働き始めることに。
*そこは末端も合わせれば全従業員100人以上の大規模店。
部門は20以上に分かれており、自分担当の部門の1日の売上がうっとこの一週間分ぐらいあるという世界。
全店売上だと数日でうっとこの1年分に相当する売上になるので「俺がこれまでやってきたことって一体...」と最初のうちはかるちゃぁしょっくを受けた。慣れたけど。
懸念だった一般人への接客は、最初の数ヶ月は自分が不慣れなこともあってお客さん怒らせることも多々あったり、ていうか明らかにアレなお客さんも実際多くて心労の日々。
だけどもそっちも段々と慣れてって、アレなお客さんに遭遇する割合も秋以降はめっきりなくなって落ち着いた。
しかしアレだ、転職してわかったがお客のじーちゃんばーちゃんから見ると俺はやっぱり実年齢よりだいぶ若く見えるらしくて、なんかやらかしても「あんたバイトさん?」「はい」で大目に見てもらえるという。得だ。
自分恐らく実年齢だとほとんどの社員さん+半分ぐらいのパート・バイトさんより年上なんだろうけど、童顔のおかげで変に気を使われることなく勤められてるような気もする。力仕事に容赦なく駆り出されるのはアレだけど。
*あと週休二日という夢のような制度が現実にあるということをこの歳になって初めて知った。
なんだよこれ2日か3日おきにお休みがあるって天国か。
家から近いってのも快適だな。よくもまぁ俺20年以上も、片道自転車で35分の距離を毎日漕いでいられたな。
コメント
久々に地元に戻ったら街並み変化しててビックリしました〜。
お元気そうで何よりです。
せっかくブログを発見したので、深夜のグルーヴ感に従い速やかに登録させていただきましたぞ。
寒さが深まってまいりましたので、ご自愛くださいませ。